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映画・演劇:共通テーマ舞台鑑賞 (180)

演劇、ミュージカル・ダンスなど。舞台鑑賞の感想をお願いします。
  1. 2006/05/15(月)

http://memorizer.blog11.fc2.com/tb.php/174-c7a59396
(※ご投稿は1テーマにつき1日2件、トータルで1日5件まで。
同一記事の複数テーマへのご投稿はご遠慮ください)

志村建世のブログ
こんにゃく座オペラ「ゴーゴリのハナ」を見る at 2011/09/15(木) 14:47:17
 こんにゃく座の「ゴーゴリのハナ」(俳優座劇場・19日まで)を見てきました。原作はゴーゴリの「鼻」ですが、加藤直の台本・演出と萩京子の作曲による新作オペラで、こんにゃく座40周年記念公演の第3弾です。  ある朝、パンの中から人間の鼻が出てきた。それは、...

志村建世のブログ
基地で笑う沖縄 at 2011/06/20(月) 11:47:34
 18日の昼に沖縄着、高江洲先生の案内で普天間基地を見に行きました。基地は地位協定という日本の法律で守られています。沖縄国際大学のへり墜落地は正門近くの道路沿いで、自由に入れる小公園が作られていました。屈辱の史跡を忘れないためです。  演芸集団FEC...

志村建世のブログ
「ふくろうの会・お国ことばで語る民話」を聞く at 2011/05/29(日) 12:03:25
 花てぼさんが参加している入間市市民グループの朗読発表会を、昨日聞いてきました。以前にも聞いたことがありますが、レベルの高さは、なかなかのものです。今回は福島、石川、福岡、広...

志村建世のブログ
「月光の海・ギタラ」を見る at 2011/05/18(水) 23:22:57
 俳優座の新作公演、朗読とギターによる舞台劇「月光の海・ギタラ」(5月23日まで、紀伊国屋ホール)を見てきました。特攻隊を題材とした毛利恒之の同名小説を下敷きとして、加藤剛の企画・主演で劇化したものです。新宿西口仲間のお勧めで、自分の誕生日に当る今日の...

志村建世のブログ
劇団風の子「子どもが少国民といわれたころ」を見る at 2011/03/04(金) 11:59:02
 昨日は大田区民プラザで「観る会」主催の観劇と交流会に行ってきました。妻の静岡での友人の妹さんの連れ合いさんが大田区で行っている活動で、先日紹介した「つながり・社会的ネットワークの驚くべき力」ではありませんが、まさに「知り合いの知り合いの知り合い」...

志村建世のブログ
こんにゃく座「ねこのくにのおきゃくさま」を見る at 2011/02/08(火) 22:49:22
 こんにゃく座の創立40周年記念創作オペラ第1弾「ねこのくにのおきゃくさま」(俳優座劇場・12日まで)を見てきました。原作はスリランカの絵本作家シルビル・ウェッタシンハの絵本により、台本は福田善之、作曲は林光、福田善之と大石哲史の共同演出です。子供にも...

志村建世のブログ
浅草レビューの復活 at 2010/12/31(金) 11:16:50
 この年末に、私が一度だけ出かけた先が浅草でした。浅草の黄金期を再現するショーが上演されているという新聞記事を見て、懐かしさもあり、最近の浅草を見たい気持もあって、妻を誘って行ってみました。「復活!昭和歌謡ショー、エンケン・笠置のヒットソングレビュ...

志村建世のブログ
水木流「水扇会」の舞踊を見る at 2010/10/06(水) 21:26:31
 昨日は国立劇場の小劇場で行われた水木流「水扇会」の舞踊を見に行きました。大学同期の友人が出演したのですが、誘い合わせて他の友人たちも集まるので、例年ミニ同窓会のようになります。私の妻も同行しました。集まれば女性同士の会話になるので、私の方がむしろ...

志村建世のブログ
オペラ「想稿・銀河鉄道の夜」を見る at 2010/09/09(木) 13:25:27
 昨日は三軒茶屋のシアタートラムで、こんにゃく座の新作「想稿・銀河鉄道の夜」(9月12日まで)を見ました。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を、北村想氏が戯曲化したものを下敷きにした創作オペラですが、原作の骨格は守られており、最新の研究による宇宙理論も、教室の...

志村建世のブログ
BIGFACEと大江戸マラソン2010 at 2010/02/26(金) 11:41:17
 劇団BIGFACEの「笑う女、笑われる男」シリーズ第10作(ファイナル)「あなたの声に背中を押されて」(両国のシアターX(カイ)で3月3日まで)を見てきました。作・演出かつ主演の伊沢弘氏によるこのシリーズの集大成で、今回はこの28日に行われる「大江戸マラソン20...

志村建世のブログ
こんにゃく座「三文オペラ」を見る at 2010/02/06(土) 16:19:06
 昨夜は、こんにゃく座の新作「三文オペラ」(世田谷パブリックシアター・7日まで)を見てきました。ブレヒトの戯曲としてとして有名ですが、クルト・ワイルの曲で舞台化されたことがあり、18世紀の「乞食オペラ」を下敷きにしているとのことです。登場人物は、盗賊...

志村建世のブログ
ブログ連歌(106) at 2009/11/26(木) 11:38:24
2099 この年は こんなものかと 見切りつけ(建世) 2100  それでも何かと 注文つけて(うたのすけ) 2101 スパコンは 略さずスーパー コンピューター(うたのすけ) 2102  世界最速 ぜいたく品か(建世) 2103 研究は 世界一こそ 貢献だ(ハムハム) 21...

志村建世のブログ
杉並能楽堂と東岳会の狂言 at 2009/11/23(月) 18:04:18
 知人が出演する狂言を見に、杉並能楽堂へ行ってきました。カルチャーセンターで習った発表会のようなもので、17もの演目を、ほぼ一日かけて演じます。多くの狂言を続けて見られるのは、珍しいということでした。行ってみてわかったのですが、会場の杉並能楽堂が、す...

志村建世のブログ
オペラ「変身」(カフカ原作・こんにゃく座)を見る at 2009/09/12(土) 22:16:30
 カフカの「変身」は、セールスマンの男が、ある朝虫になってしまったという小説ですが、これをオペラにした「こんにゃく座」の公演(演出・山元清多、作曲・林光)を見てきました。家族の一人が突然にグロテスクなゴキブリに変身してしまうという不気味は、現代的な...

志村建世のブログ
「二十二夜待ち」の再演を見る at 2009/05/31(日) 21:43:33
 松戸市民劇団の「二十二夜待ち」を見てきました。この芝居は、木下順ニ原作の民話劇を石上瑠美子が構成・演出したもので、昨年6月にも新人公演として上演されました。劇団のアトリエ(...

志村建世のブログ
ロミオはどうしてロミオなの? at 2009/05/21(木) 12:07:29
 「名前ってなに? バラの花を別の名前で呼んでも、甘い香りに変りはないのに」と嘆くのは、シェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」の中で、敵対する家族の青年に恋してしまったジュリエットの名せりふです。  昨夜は、学習院女子大学で行われた

志村建世のブログ
BIGFACE 公演と、こんにゃく座「ネズミの涙」 at 2009/02/16(月) 13:20:25
政治をテーマに一週間連続して書いている間に、たまたま二つの演劇を見ることができました。一つは BIGFACEの「笑う女。笑われる男」シリーズ第9作「おたまじゃくしに魅せられて…」で、合唱好きの下町の人々が、音楽を通して一つの目標を達成するまでの現代劇です。...

梟通信~ホンの戯言
市馬上キゲン節! 「うたう市馬落語&イッチーwithポカスカジャン♪」(東京芸術劇場) at 2009/02/12(木) 22:55:58
キゲンは二千何百年の日にこんな楽しいことしてていいんかい! 初めてみたポカスカジャン、ナイス! 3人がギターやらなんやらいろんな楽器をもって音楽でつなぐ瞬間芸?。 大伴家持の歌をアフリカンビートでヘンテコなダンスをしながら歌う。 「おら東京サ行くだ

梟通信~ホンの戯言
粋に遊ぶのも容易じゃない 第487回・落語研究会(国立小劇場) at 2009/02/02(月) 22:15:44
学生時代、医学部の友人が帰郷したときの噺。 オヤジも田舎で開業医をしている、マア、俺から見たらいいご身分のO・BO・TUTIYAMAブランド。 オヤジが、「ちょっといい女がいる店があるから」とバーに友人を連れて行った(俺も一度でいいから親父と一緒に

梟通信~ホンの戯言
寂しさと滑稽は裏腹か 末広亭・ニ之席 小三治と権太楼 at 2009/01/21(水) 23:37:48
代書や、って今なら司法書士とか行政書士ってとこだが大正のころは無筆、トンチンカンな男もいて、代書やは儲かった日も同じ顔無愛想をそのマンマ服着せて座らせたような代書やをてこずらせる。〈代書や)それで本籍、籍は? (客)はあ?セキ(咳)?いい塩梅でここんと...

梟通信~ホンの戯言
もっと毒をもっと過激に 松元ヒロ ソロ・ライブ(紀伊國屋ホール) at 2009/01/16(金) 23:59:52
こっちが断ってるんじゃないのに、向こうが呼んでくれない元、「ザ・ニュースペーパー」のリーダーとしてはテレビにも出ていたのに今は全くでない(らしい)。 そのワケは”過激”だから。 皇室ネタ、権力者ネタ、シモネタ、、風刺・皮肉・嘲笑。 裁判員制度についても...

梟通信~ホンの戯言
いい湯だな 名人会は銭湯気分 「新春国立名人会」(国立演芸場) at 2009/01/12(月) 21:51:29
去年、いや今となっては一昨年の12月から始めた東京銭湯めぐり、谷中の「初音湯」でめでたく88か所のスタンプを押してもらった。 銭湯っていいね。 お風呂も天井も広々、ざぶ~んと浸かると体の隅々から心までじわ~っと緩んで行くのが分かる。 ご近所の人たちの...

梟通信~ホンの戯言
こいつァ春から、、巣鴨から浅草へ、市馬師匠に会いに? at 2009/01/04(日) 22:06:24
満開の桜が咲いてて陽気もよくて、花見の客でざわざわしてる。、、、そんな花見の浮き立つような気分がおかしみのなかから立ち上がってくるようにしたいですね。柳亭市馬が「長屋の花見」について語った中に出てくる。 ホントに市馬の高座はこの噺に限らず”満開の桜を見...

梟通信~ホンの戯言
俺と堀井憲一郎の落語家ベスト・リスト発表 附・アン・タイラー「結婚のアマチュア」について  at 2008/12/28(日) 22:39:08
もう売ってないかな、週刊文春の新年特大号に堀井憲一郎が「2008年江戸方落語家ベスト150」という記事を書いている。 江戸方には450人あまりの落語家がいるそうで、その中から「いま、見ておきたい」「お笑い好きだけど、あまり落語を知らない人に見せたい落語...

梟通信~ホンの戯言
楽しい掛け取り、まるで大晦日演芸大会だ 志ん輔・さん喬「掛取萬歳」 at 2008/12/27(土) 22:15:33
先日書いた喜多八の「睨み返し」によく似た噺が「掛取萬歳」、こちらも暮れの定番だ。 志ん輔(ビクター落語会)とさん喬(落語研究会)の二人を聴くことが出来た(なんと贅沢な年の瀬なんだろう!)。 (今年の思い出?豪徳寺・「あめこや」) 長屋の八つあん、

梟通信~ホンの戯言
二番煎じ、どっちがうまいか 権太楼と喜多八 at 2008/12/22(月) 23:17:59
「二番煎じ」 喜多八は「落語睦会」〈読売ホール) 権太楼は「ビクター落語会」(ニッショーホール) 火事と喧嘩は江戸の華、野次馬で見てる分には良いけれど自分の家が焼けるのは困る。 町内のオヤジ連中が、夜回りに出ることになった。 ブル~っ!外は寒い。

梟通信~ホンの戯言
突然訪れた悦びのとき 能・芭蕉@「能楽現在形」(宝生能楽堂) at 2008/12/20(土) 23:30:02
二時間近く、能の進行についていけなかった。 俺には能はそもそも分からないものだったのか、今まで分かったようなつもりになっていたけれど、所詮縁なき衆生だったのか。 もう能を観るのを止めるべきかとまで思った。 ただ一噌幸弘の笛が伸び伸びと時にはねっとりと歌...

梟通信~ホンの戯言
お他人様の子でも救ってやったって 江戸っ子〈昔の)はえれえなあ 立川談春 独演会〈読売ホール) at 2008/12/19(金) 01:17:26
左官の長兵衛、腕は立つんだが、博打に入れ込んでスッテンテン、女房は腰巻まで売っちまった(良く売れたなあ!って亭主が感心してどうする)。 借金を重ねて帰ってきては女房に暴力をふるって鬱憤晴らし。 17歳の娘のお久がみかねて吉原の「佐野槌」に自ら身売りする...

梟通信~ホンの戯言
俺は村中で一番 扇遊「お見立て」、落語睦会(国立演芸場) at 2008/12/18(木) 00:15:15
ランチで入った店の先客。 「BGMがモダンなブルースでマスター結構やるねえ」とか、料理の出来栄えがどうたらとか、近所の店が”このあたりで一番”の店だからここも頑張ってあの店並みの料理にせよだの、うるさいのなんの。 一人で来ていっぱいやって酔ったのか繰り...

梟通信~ホンの戯言
自らを戦犯とし贖罪した作家・林芙美子 こまつ座「太鼓たたいて笛ふいて」 at 2008/12/14(日) 22:33:11
井上ひさし・原作の世評の高いこまつ座の切符を取ることができた。 大竹しのぶが林芙美子に扮して熱演、木場勝己がレコード会社の文芸部員から戦時中は内閣情報部、戦後はラジオ放送局のプロデューサーと常に時代の“物語”にノッテ要領よく生きる男を嫌味なく好演。 梅...

梟通信~ホンの戯言
睨んで返せればいいのだがこの不況 喜多八「にらみ返し」落語教育委員会(博品館劇場) at 2008/12/11(木) 23:53:19
海の向こうの長屋の衆がインチキ金貸しの口車に乗って無茶な借金をして憧れのマイホームに住んで、これぞ”アメリカンドリーム”なんちゃって、子どもとキャッチボールしたり友だちを呼んでバーベキューしたり、目出度かったのもほんの夢の夢、アメリカ浦島、目が覚めて驚...

志村建世のブログ
弁護士劇「もがれた翼」と藤見家流「舞踊の集い」を見る at 2008/12/01(月) 13:17:02
11月最後の土曜日に、東京弁護士会による「子どもたちと弁護士がつくるお芝居『もがれた翼Part15』LINK-あなたが立ち上がるまで」を見ました。杉浦瞳さんも出演して、児童相談所長を演じていました。出番は少なくても、別れた母親と連絡をつける大事な役どころで、おそ...

梟通信~ホンの戯言
びっくり!天覧の能になってしまった 国立能楽堂 at 2008/11/29(土) 00:04:30
狂言・「花子」 前に茂山良暢の披きを観たが今日は山本東次郎、大ベテランのシテ、太郎冠者が山本則俊、妻に則直の代演で則重。 貫録十分の東次郎は悠々と浮気な夫を楽しさ一杯、しかもなんとも上品に演じた。 実際は妻なのに太郎冠者が座禅衾をかぶっているものと信...

梟通信~ホンの戯言
ご贔屓が増えたぞ 入船亭扇辰「紋三郎稲荷」(第485回落語研究会) at 2008/11/27(木) 22:27:19
最近はとんと見かけないけど、狐のマフラー、あの顔をぶら下げる神経は流石に“基本仕様”で出来上がった女性だけのことはあると思う。 でも、この噺ではお侍、それも笠間・牧野家のご家臣というレキとしたご身分の御方が狐の毛皮で出来た胴服をまとって、その上に割羽織...

梟通信~ホンの戯言
笑って過ごせば世の中は~ 池袋演芸場・中席 at 2008/11/23(日) 11:27:06
毎度お馴染み、何でも知ってるご隠居と八五郎のオウワサです。鶴は元「首長鳥」と云ったんだが、あるとき老人が浜辺に一人で立っていたんだな。 すると唐土から雄が「つ~っ」と飛んで来て松の木にピュッと止まった。 そこに雌が「る~っ」と飛んできてピュッと止まった...

梟通信~ホンの戯言
たっぷり酔いました 友枝喜久夫13回忌追善「友枝会」(国立能楽堂) at 2008/11/03(月) 15:07:42
能「橋弁慶」 友枝昭世の息子(養子)、友枝雄人がシテ・弁慶、子方(牛若丸)にその息子雄太郎という配役。 楽しい活劇。 狂言「清水」 シテ・野村萬 アド・野村万蔵 やはり親子が息の合った舞台。 萬の演じる太郎冠者が絶品で最後に化けの皮をはがされて鬼の面...

梟通信~ホンの戯言
談春の”江戸”源氏物語(柏木) ぶっとび「厩火事」(博品館劇場) at 2008/10/31(金) 21:42:39
おさきは腕のいい髪結いでしかも姉さん女房。 仕事もしないでごろごろしている八五郎としょっちゅう喧嘩しては「兄さん」(仲人)のところに愚痴を言いにやってくる。 今日の喧嘩はおさきが鮭を食っていて八に魚好きを冷やかされてお返しに芋好きの亭主を「芋男」と罵っ...

梟通信~ホンの戯言
小三治と権太楼の違い すりに名人になったか否か(落語研究会) at 2008/10/30(木) 23:05:06
權太楼の「粗忽の釘」。 爆笑落語を爆笑咄家が大熱演するから場内大爆笑。 この人の笑わせ方はかなり強引だ。 そっぽを向いている客でも胸ぐら掴んで引き寄せて脇の下をくすぐってでも笑いに引き込む。 一旦引き込まれてしまうと後はもう止まらない。 爆笑新幹線の...

志村建世のブログ
与謝野晶子の「第三者」を見る at 2008/10/27(月) 11:43:34
情熱の歌人として知られる与謝野晶子に、戯曲の作品があるのを知っている人は少ないでしょう。昨日は松戸市民劇場で「松戸の丘に与謝野晶子を探して」と題する市民劇団の公演があり、この珍しい劇が上演されました。ネットで探しても、これまでに上演されたという記録...

梟通信~ホンの戯言
「らくだ」は怨念の亡霊か 第484回落語研究会から at 2008/10/23(木) 23:12:15
らくだが死んだ。 来合わせた屑やの久さん生きてるうちはヒデ~奴でも死んでしまえば仏さまって、香典代わりに持ち合わせた銭を出したのが運のつき。 兄貴分のヤクザに、やれ「月番に云って香典を集めさせろ」の「大家に酒と煮しめを届けさせろ」のと、こき使われて挙句...

梟通信~ホンの戯言
大勢でやる狂言 「ござる乃座」・「歌仙」と「万作を観る会」・「仁王」(国立能楽堂) at 2008/10/21(火) 23:59:03
狂言というと主と太郎冠者のように2人、せいぜい3・4人で演じられるのかと思っていたら、立て続けに”大勢でやる”狂言を観た。 最初が9月の末にあった「狂言 ござる乃座」。 萬斎の主催で年2回やってきて今回は20年、第40回の記念公演だ。 ”大勢でや...

梟通信~ホンの戯言
万作さんおめでとう 「万作を観る会 喜寿記念公演」(国立能楽堂) at 2008/10/20(月) 23:09:25
狂言・『蝸牛」 まず山伏・野村遼太が腿を高く上げる歩き方で登場、凛々しい若者、ちょっと甘さも残ってなかなか男前じゃ。 17歳、万作の外孫。 あれあれ、藪の中で寝転がってひと寝入り。 なんとなくいい感じだ。 ついで登場はなんとも可愛い太郎冠者・野村裕

梟通信~ホンの戯言
欠けたることの無き望月 厳島観月能「枕慈童」 at 2008/10/18(土) 21:16:11
近づく宮島 “絵に描いたような“夕焼けが厳島の大鳥居を照らす。 参道の瀬田薬屋さんで去年見せていただいた「奉珠」(当主が毎年正月に書く字・大黒様をあらわすという)を拝見する。 ご主人も観月能を観にいくとて気ぜわしいはずなのに、極上のご機嫌で謂れなどを...

梟通信~ホンの戯言
小三治さん 体を大事にね NHKTV「プロフェッショナル 仕事の流儀」 at 2008/10/15(水) 20:27:45
コンさんのコメントで教えていただいて、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀 小三治特集」を観た。 ブログ論壇じゃなくて「ブログ趣味の輪」、嬉しいね。 師匠の小さんに「お前の噺は面白くない」とにべもなく云われてじゃあ、面白いってどういうことか?と

志村建世のブログ
川崎邦舞祭で「二人椀久」を見る at 2008/10/14(火) 16:33:15
昨日は、みどりさんに案内いただいた川崎邦舞祭を見てきました。川崎市文化協会の主催で、今年は第二十回になるそうです。出演者は、花柳と楳茂都(うめもと)流の人たちが中心のようでした。私のネットでの、にわか勉強によると、日本舞踊は、歌舞伎の中の舞踊の部分...

梟通信~ホンの戯言
小三治といる幸せ 上野鈴本・上席 at 2008/10/11(土) 21:58:06
又小三治が聴きたくて上野に。 小円歌がよく、これだけの芸者2800円(寄席の入場料、俺はシニアで2400円)じゃ呼べないよ、っていうけど、小三治の今はお金に換えられない。 燕路がまたまた泥棒を好演、今度は「だくだく」。 スカンピンの八五郎、家賃を払...

梟通信~ホンの戯言
燕治の泥棒がいい 鈴本上席 at 2008/10/09(木) 23:54:19
客席を見て差し控えなければならないネタもあるが、泥棒の噺はその点問題がない。 俺は泥棒だ、失礼な噺をするなってイカル人はいないもの。 柳家燕治、「モグラ泥」 昼日中は目の不自由なオモライの振りをして目ぼしい家の間取りとか掛け金の位置などを確かめ...

梟通信~ホンの戯言
文楽の足音が聞こえる 柳家小満ん「べけんや わが師、桂文楽」(河出文庫) at 2008/10/01(水) 22:40:22
東京農工大の学生時代に横浜で8代目文楽の高座に接して一目ぼれ、10日間通い詰めた挙句師匠の家に押しかけ、結局内弟子になってしまった。 小満んが描き出す文楽の姿には大げさに言えば”逝きし世の面影”すら感じる。 初めて高座に登場する文楽をみて小満んは「そ...

梟通信~ホンの戯言
小満んの佳さ 末広亭(続き) at 2008/10/01(水) 22:39:35
henryさんには小三治の様子をかけと言われているのだが。 じらすわけではないけれど、その前に書いておきたいシト(噺家)がいる。 前に紹介した「べけんや 我が師 桂文楽」を書いた柳家小満んだ。 小三治がトリの夜席に代演(誰のだったかなあ)で出た。 代演...

梟通信~ホンの戯言
正朝が化けた 新しい「中村仲蔵」 落語研究会(その2) at 2008/10/01(水) 22:38:39
小満んは良い。 柔らかくて淡々と独特の節で話す。 肩の力が抜けていて親しみやすい。 しかも知的なセンスが随所に光る。 大人の落語だ。 「盃の殿様」、うつ病気味の殿様を吉原に連れて行ったところ花魁にゾッコン。 お国に戻ってからも忘れられず二人が呑み交わし...

梟通信~ホンの戯言
世襲で悪いか 花緑開き直った? 第483回落語研究会(国立小劇場)(その1) at 2008/10/01(水) 22:15:41
開口一番に三遊亭王楽。 倒れた円楽の27番目にして最後の弟子。 父親の好楽も円楽の弟子。オヤジをアニさんと呼びたかったと笑わせて「蔵前籠」。 明るく爽やかに落語会初出場を終えた。 柳家一琴、小三治の弟子。俺は初めて。 息子と孫(次に出る、先代小さん

梟通信~ホンの戯言
信心との決別 「川上」の落語版「心眼」(昨日の続き) at 2008/09/21(日) 16:46:09
八代目桂文楽が円朝の原作を磨き上げた傑作落語が「心眼」だ。 盲目の按摩・梅喜は横浜に住む弟に行き詰った身の振りの相談に行って、どめくらめ、食いつぶしに来やがったのか、と追い返された。 親代わりに育ててやった弟に。 (毛越寺) 悔しくて首を吊って死...

梟通信~ホンの戯言
現代劇を観るような狂言 野村万作と石田幸雄の「川上」(国立能楽堂) at 2008/09/20(土) 21:08:21
目の病で生まれもつかぬ盲目となった男(シテ・野村万作)は、川上の地蔵が霊験あらたかであると聞き、祈願に行くと妻(アド・石田幸雄)に云う。 それはいい!と喜んで送りだす妻が甲斐甲斐しい。 ずっと介抱してきたのだ。 (毛越寺の地蔵さま) 長い杖でカツカ...

梟通信~ホンの戯言
幇間は哀しからずや 小米朝「愛宕山」(東西落語研鑽会) at 2008/09/15(月) 21:33:13
タイコモチ、幇間、男芸者、なにを旦那に言われようが逆らわず、座持ちに徹し、それでいて必要とあらば唄に踊りに、、教養だって人並み以上になくちャやってられない。 権力者に侍ってご機嫌を取り結ぶから権力者の秘密も握る。 それだけに口が堅くなくっちゃ駄目だ。 ...

梟通信~ホンの戯言
喜多八「千両みかん」が値千金だった 落語教育委員会 at 2008/09/08(月) 21:32:56
若旦那、部屋を締め切って寝ついちゃって、このマンマじゃ死んでしまいそう。 何かあるんだろうと番頭の佐兵衛に訊かせてみる。 恋わずらいだってことになると「千早ふる」だが、なんとミカンが食べたい!佐兵衛はミカンならお安い御用だと請合っては見たものの土用の...

梟通信~ホンの戯言
宗盛って? 国立能楽堂海上25周年記念公演・「湯谷」 at 2008/09/06(土) 23:24:38
昨日の続き。 中入り後は、能「湯谷」。 「熊野(喜多流では湯谷と書く)松風に米の飯」という言葉があるそうで、多くの人から親しまれているようだが俺は初めて。 名ノリ笛、松田弘之だ。 この人の笛はこれで能管なのか?と思うほど柔らかくメロデイアスだ。 遠い...

梟通信~ホンの戯言
面「万媚」にしびれた「絵馬」 国立能楽堂・会場25年記念公演 at 2008/09/05(金) 21:54:15
国立能楽堂会場25周年記念公演の初日。 「翁」 揚げ幕でカチッ、次いで鏡の間で数回、切り火だ。 小笠原匡が恭しく面箱を捧げ持って登場。 ついで観世清和の「翁」、観世芳伸の「千歳」、野村万蔵の「三番叟」、囃子方(笛・一噌隆之、小鼓が大倉源次郎、古賀祐巳...

梟通信~ホンの戯言
康夫ちゃんは熊さんか八つあんか 喜多八の「粗忽長屋」はよかったぜ at 2008/09/02(火) 22:00:28
浅草で人だかりがあるんで、なんだい?って訊いたらイキダオレだって言うんでわざわざ人の股くぐって見に行ったら、生きちゃいない死んでるじゃねえか、それでそのシニダオレを見たら、生まれて来たときは別々だったが死んでいく時も別々の親友・熊さんじゃねえか! こり...

梟通信~ホンの戯言
さん喬「もう半分」、志ん生、志ん朝、小三治読み比べ 第82回「落語研究会」(国立小劇場) at 2008/08/31(日) 21:24:19
さん喬「もう半分」 「行灯」ともいう。 生まれたばかりのあかんぼが、その顔と云うのが黒くて皺だらけ、前歯がにつきだして、眼は落ち込んで、唇はめくれて、、まあ、老爺そのもの、そのあかんぼが行灯の油を呑んでいる。 覗いてみた親父が思わず(母親はあかんぼをみ...

梟通信~ホンの戯言
のんこのしゃあ えこる 蛙(カワズ) 落語「金明竹」三題噺 at 2008/08/25(月) 20:44:50
毎度変わり映えもしないお噂で、暫くの間ご辛抱を願っておきます。 え~、「金明竹」という噺、与太郎が道具屋の店番をしているとやってきた男がペラペラとしゃべります。わて、中橋の加賀屋佐吉方から参じました。 先度(せんど)仲買の弥市の取次ぎました道具七品のう...

梟通信~ホンの戯言
古典の壁は厚いよ、「子は鎹」でなくなった「子別れ」 喬太郎独演会から at 2008/08/24(日) 17:15:06
喬太郎が携帯着信音に悩まされて咄嗟の(やけっぱちの?)機知で切り抜けた話は先日書いたばかりだが、今度は紀伊國屋ホール「柳家喬太郎独演会」でのこと。 古典「井戸の茶碗」。 貧乏な浪人・千代田ト斎が正直な屑屋、その名も清兵衛に100文(志ん生などは20...

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お囃子ライブを聞く at 2008/08/19(火) 18:55:03
藤舎千穂さん主宰の「お囃子フイブ・その弐」を、青山のライブハウスで昨晩聞いてきました。千穂さんは、私と大学で同期だった津田(現・永田)郁子さんの姪に当ります。津田さんの実家は釜石の?津田商店で、女系家族のゴッドマザーであった津田美世さんの伝記ビデオ...

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観るたびに楽しさが増す 能「邯鄲」(第六回能楽現在形?・宝生能楽堂) at 2008/08/08(金) 23:07:45
邯鄲は観世清和、友枝昭世と二度観た。 観世さんはわが能初体験、ただただ美しさに感じ入っていた。 友枝さんのときは狭い舞台、特に一畳台という作り物の上でよくもいろんな動きが出来るもんだと感心していた。 今回は今まで以上にスピーデイな場面転換と囃子、地謡...

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カワユイ閻魔大王 狂言「朝比奈」(第六回能楽現在形?・宝生能楽堂) at 2008/08/08(金) 20:48:59
狂言と能と、どちらも素晴らしかった。 まず狂言の方から。 「朝比奈」 「次第」の囃子がある。 一噌幸弘(笛)、吉阪一郎(小鼓)、亀井広忠(大鼓)、観世元伯(太鼓)、能の次第とはちょっと違うように思うけれど、よく分からない。 が、先日歌舞伎座で聴いた囃...

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贅沢だなあ 亀井一家勢ぞろい 第6回「囃子の会」(歌舞伎座) at 2008/08/03(日) 12:21:15
ビデオ「鼓の家」で観て感嘆した天才一家(亀井忠雄・田中佐太郎夫妻と三人の子ども)の「囃子の会」に行ってきた。 今年で6回目というが俺は初めて、手に入りにくい情報と切符を取って下さった先達に感謝だ。 夕方になってもちっとも涼しくならない炎熱の東京、にも...

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春風が吹いている正楽師匠の高座 at 2008/07/31(木) 21:31:37
昨日書いた正楽師匠の高座の様子。 暑すぎてイライラしているようなときに、あの一年中春風が吹いているような高座を想うとほっとする。 68年生まれ、円熟の師匠は目黒区出身、かつてはカメラ職人をやっていたという。 出囃子(「琉球節」たって分からないよね)

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せっかくの半日を壊す携帯着信音 喬太郎我慢の巻 上野鈴本 at 2008/07/30(水) 22:46:37
飲む、打つ、買うの三道楽、買うってのは花魁(おいらん)、なんでオイランというか? 満員のお客を前にトリの喬太郎、調子よくマクラを語りだす。 ファンは「待ってました!」と身を乗りだす。 さっきまでガソゴソワサワサうるさかった団体席もようやく静まった。えェ...

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オペラ「鹿踊りのはじまり」を見る at 2008/07/28(月) 12:23:53
昨晩は、こんにゃく座の若手同期生「小倉八人逸衆」のスペシャルコンサートを見てきました。グループ名は「小倉百人一首」のモジリですが、メンバーは入座4年目の、浦上かづこ、太田まり、影浦英枝、島田大翼、中島正貴、西田玲子、萩千尋、宮瀬晃の8名です。いずれ...

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人間は鵺なのか( 昨日の補足) at 2008/07/28(月) 10:02:47
鵺と頼政が悪と善の代表でありながら対称性を持っている。 元々は同じ人間の中にある悪くも善くもなる素質。 で、詰まりは旅僧の回向によって救われていく。 それは頼政も鵺も同じなのだ。 世阿弥は「鵺」を鬼などが活躍する切り能としてではなく武将などを主人公...

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乱世に出現する鵺 友枝師、国宝にふさわしかった 「鵺」(セルリアンタワー能楽堂定期能7月公演) at 2008/07/27(日) 16:24:22
鵺、ヌエ。 頭は猿、尾は蛇(くちなわ)、足手は虎のごとく、その鳴き声はおそろしくすさましい。 世は近衛帝、鳥羽法皇と崇徳院が骨肉の争い、乱れ乱れて人の道などはどこにある? 鵺はわれ悪心外道の変化(ヘンゲ、化け物)となって、仏法王道の障りとならんと夜な夜...

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権太楼、下ネタを丁寧に 吉弥も好演  落語研究会(国立小劇場) at 2008/07/24(木) 21:26:27
大銀座落語祭は5年で閉幕となったが「TBS落語研究会」は481回目、毎月ってのは早いね、6月30日が前回だったからなおのことだ。 前回の模様を書こうと思いながら果たせなかった。 三遊亭好二郎「一分茶番」。 今秋真打ちに昇進する人、張り切って芝居ネタ

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小朝、三枝、扇橋、小沢昭一、そして小三治 大笑い!大銀座落語祭(読売ホール) at 2008/07/23(水) 00:01:23
さすが「大銀座」という名前がついているだけにイベントの掉尾を飾るのは豪華絢爛抱腹絶倒風味絶佳空前絶後色即是空老若男女前後不覚土帰月来人格円満神社仏閣針小棒大即身成仏魑魅魍魎生々流転、凄かった。 小朝が徹頭徹尾ギャグ!カラオケ好きのおじいちゃんの”カ

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銀座が天国になった 大銀座落語祭2008 at 2008/07/21(月) 22:23:44
5年前から始まった「大銀座落語祭」、今年が最後。 5日間12か所で昼も夜も手を変え品を変えで楽します。 俺は実は今年が初めて。 まず、行ったのが銀座みゆき館劇場で<キレル!>の会。 なんで<キレル!>か? 正朝「三方一両損」 「宵越しの銭はもたな...

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禅問答が分かるとはレベルが高い昔の聴衆 小三治「コンニャク問答」(末広亭の3) at 2008/07/17(木) 23:56:22
噺の内容は追ってと書いたまんまでした。 江戸の道楽者・八五郎は食い詰めて上州安中の蒟蒻や・六兵衛の世話で薬王寺という無住の寺の住職に成りすます。 お経? なあに、あんなもの「い~ろ~は~~~に~(ぽくぽくぽく)ほ~」、チ~ン、でそれらしく聞こえるか

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心の井戸の底に観たものは 味方玄「井筒」(宝生能楽堂) at 2008/07/13(日) 12:09:08
昨年、友枝昭世の「井筒」を観てその美しさにうっとりした。 今度は興奮した。 涙が出そうになった。 シテの気分が俺の気分と重なってきたのだ。 幼馴染の業平と契りを交わしたのに業平は他の女のもとに通う。 一見、何事もないかのような、むしろ上機嫌な様子で...

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記事にも書けない波の世界の美しさ 第2回日経能楽鑑賞会「友枝昭世 松風」(国立能楽堂) at 2008/06/29(日) 21:30:35
素晴らしかった。 素晴らしすぎて記事にまとめられない。 行平中納言に愛された汐汲みの姉妹、幽霊となってなお行平を忘れられず恋慕い続ける。 姉(シテ・友枝昭世)が行平の形見の長絹を身にまとい松の木を行平の姿とみて妹(シテツレ・大島輝久)の制止も聞かず舞...

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小満んの佳さ 末広亭(続き) at 2008/06/28(土) 21:27:30
henryさんには小三治の様子をかけと言われているのだが。 じらすわけではないけれど、その前に書いておきたいシト(噺家)がいる。 前に紹介した「べけんや 我が師 桂文楽」を書いた柳家小満んだ。 小三治がトリの夜席に代演(誰のだったかなあ)で出た。 代演...

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小三治讃歌 沈黙が快い at 2008/06/26(木) 21:39:08
小三治がトリをやるときは寄席の空気が違う。 昼の部から満員になるのは当たり前だがそれだけではない。 満堂の客は最後の小三治に至るまで、次から次に登場する噺家や漫才、奇術、大神楽、紙きりなどの芸を楽しむ。 それはあたかも別天地に至る道行を楽しんでいるよう...

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往診の先生ってどこに行ったの 落語「近日息子」 at 2008/06/24(火) 22:44:12
久しぶりに新宿末廣亭に小三治が出るので行ってみた。 他の顔ぶれもよくすっかり堪能した。 そのことは又書くけれど、今日は柳家三寿がやった噺のこと。 大家さんは一人息子と二人暮らしだが、その子のぼんくらが気になってしょうがない。 芝居の初日がいつ開くか

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生き残りへの危機感 能楽現在形 劇場版@世田谷「能は能か、演劇か」 at 2008/06/21(土) 22:13:23
能楽の天才、一噌幸弘、亀井広忠、野村萬斎の三人の「能楽現在形」は「能楽はこのままでは滅びる」という強い危機感を根っこに持っていると思う。 しかし、その危機感は能楽の無限の豊かさに対する強い自信・信念・理解、さらに彼らの才能によって刺激的な挑戦となって俺...

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民話劇「二十二夜待ち」を見る at 2008/06/16(月) 10:42:42
昨日、松戸市民劇団の「二十二夜待ち」(木下順二作・石上瑠美子演出)を見てきました。劇団の本拠・稽古場を会場にしての新人公演ということでしたから、むしろ「どんな劇なのか」を見たくて行ったのですが、充分に楽しめる舞台になっていました。  原作は、学芸会...

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伝統を継承する者たちに天寵を ビデオ「鼓の家](NHKテレビ)と「歌舞音曲」(紀尾井ホール) at 2008/06/15(日) 21:39:35
ああ、がっかり! 昼観たビデオ、「鼓の家」について、それから先週観た亀井広忠プロデユースの「歌舞音曲」についてしっかり書いた記事が消えてしまった。 流石に書き直す気力が湧かないなあ。 伝統を継承する家、亀井忠雄・田中佐太郎(女性)夫妻が親たちから...

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しびれた~大迫力 「第20回 ビクター落語会 夏の大感謝祭」(紀伊國屋サザンシアター) at 2008/06/14(土) 21:12:01
斎藤美奈子の「冠婚葬祭のひみつ」を読んで行ったら開口一番に柳家小ぞうが「真田小僧」をやってその枕がズバリ子どもたちのお弔いごっこだったので可笑しいなあと思っていたら次いで上がった春風亭正朝が「祇園祭」。 京男と江戸っ子のお国自慢、お祭り自慢。 京都薪能...

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おおらかな自然の中の幸福感 第59回京都薪能(平安神宮) at 2008/06/02(月) 23:55:40
橋掛かりから舞台の回りに、九つの篝火に火が入った。 まだ空は青い。 昨日の寒い雨がウソのような素敵な6月1日、平安神宮の薪能だ。 源氏千年紀、源氏にちなんだ演目、「浮舟」が終わったばかりだ。 脇席の半ばほど椅子席では一番前に座った俺は東山と正対して...

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ザ・ニュースペーパーの公演を見る at 2008/06/01(日) 17:34:13
中野ZORO小ホールで、風刺劇団「ザ・ニュースペーパー」の公演を見てきました。この劇団の本拠(事務所)は、私の地元の中野にあるのです。この劇団の出演は、連合のメーデー会場などで少人数のコント的なもの...

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その“了見”になる! 小さんの教えを継いだのは誰か 第478回落語研究会(国立小劇場) at 2008/05/31(土) 22:06:53
毎月一度の「落語研究会」、今日は第479回というのだから大した歴史だ。 年間通しのチケットを明けやらぬ早朝から並んで取って下さった(俺は飯岡の旅の予定があって並べなかったのだ)皆さんに何とお礼を言っていいものか。 5代目小さんが亡くなったのは6年前の...

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なぜ彼女が地獄に堕ちるの? 友枝昭世の会「求塚」(国立能楽堂) at 2008/05/30(金) 00:35:34
入院中、NHK教育テレビ「日本の伝統芸能」で友枝さんが「能は理屈ではなくて想像力を働かせて楽しんでください」と言うのを聴き、24日に「友枝昭世の会」のチケットも取ってあるし、どうにかして無事手術・検査が終わって能楽堂にいけますようにと祈るような気持ちだ...

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オペラ「ピノッキオ」を見る at 2008/05/04(日) 21:14:35
こんにゃく座のオペラ「ピノッキオ」を見てきました。このオペラは昨年制作されたものですが、まず海外公演に打って出て、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、ラオスの5ヶ国を回るというユニークなデビューをしています。若干の現地語と字幕なども併用して、...

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こんな上司になれていたらね 落語睦会で聴いた「百年目」 at 2008/04/20(日) 21:30:22
「なんだか嫌な予感」という記事にhenryさんがコメントをくださった。 正確には実物を読んでいただくとして要旨は戦争を知らず飢えも知らず苦労しない世代に対して、だからお前たちはだめなんだと頭からまともに扱ってくれなかったことに対する不満がモンスター化の...

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面白くて面白くて、、あ~あ、あくびがひっこんじゃった 第16回「ビクター落語会」(仏教伝道センター) at 2008/04/19(土) 22:59:54
花も嵐も踏み越えて、しかも道に迷いながら(三田駅って出口が多くて)たどり着いたらすでに前座が始まっていた。 順序は逆だが今回はまず喜多八のこと。 ”清くけだるく美しく”がモットー。 その通り、喜多八は今日も好調だった。 師匠・小三治の十八番「あくび...

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鈴本に鳴り響くガーコンの音 川柳川柳の喜寿祝い(上野・鈴本) at 2008/04/09(水) 21:13:59
登場するや後ろの方、両脇の方、こっちに集まりましょうよ!ここが空いているとやりにくい。映画は過去の虚像、お客さまが寝ていようが一人も居なくても同じ。寄席はお客さまとの一体感がないと何ともならないんです。高座の前がまばらなのだ。 外は嵐でも鈴本には200...

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まさに能楽”現在形”、ここにあり at 2008/04/06(日) 21:12:26
舞囃子・「安宅 延年之舞」 シテ 金井雄資 笛 一噌幸弘 小鼓 成田達志 大鼓 亀井広忠 地謡 宝生和英 武田孝史 朝倉俊樹 辰巳満次郎 「安宅」に小書き(特別演出の指定)がついた「延年之舞」は大鼓葛野流にとって最奥の奥伝だという。 この曲のどこ...

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能はなぜつまらないか 萬斎の危機感 「能楽現在形」(宝生能楽堂) at 2008/04/04(金) 23:03:48
野田 滅びの美学ですか。 萬斎 美学ではなく、滅ぶであろうという危機感でしょうかね。そのために何か行動しないと、このまま終わるな、という危機感が非常に強いですね。この公演のために作られたパンフレットで野田学(明治大学教授)と野村萬斎が「なぜ能はつま

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子を持って知る親の恩 「ビクター落語会~蓄音器の犬」(三田・仏教伝道センター) at 2008/03/30(日) 22:32:55
「盆と正月がいっぺんにやってくる」。 このたとえが今の人には実感としてはいまいちか、「クリスマスと誕生日とバレンタイン、、と」とかいえば少しは分かってもらえるかな。自分が親の金で当然のごとくに大学に行ったこと。 今わが子を育ててみて初めて親が大変だった...

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花見うどん うまいぞ~ 「落語研究会」(国立小劇場) at 2008/03/29(土) 00:33:08
国立劇場の前庭(写真)からお堀端、一挙に桜が満開だ。 なのに小劇場の中に木枯らしが吹いた。おおっさぶ、、な~べや~きうど~ん~屋台を担いでうどん屋が行く。 呼び止めたどこかの御新造が熱い鍋焼きうどんを啜る音が夜の街に聞こえる。 赤く燃えている炭と煮え...

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俺も吉原に行ってみたくなったぜ(うそうそ) 第5回「黒談春」(紀伊國屋ホール) at 2008/03/26(水) 23:37:23
月に40日も吉原に行くって? そうさ、一日に二度も行く日があるんだから。 どうにも止まらない若旦那のことを心配した番頭さんが意見をする。 分かった、これから月に一度にするよ、ってえからホッとしてよく聞けば、なんと月に一度行かない日にするよだってぇ。 ...

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能楽堂に秋の月が 「千作千之丞の会」(2) at 2008/03/22(土) 21:13:36
hanabi_cyuさんの家のじいちゃんのファンです。 たいてい机の前に座って何かおやりになっている。 アマリリスの生育日記をつけていたり、ジエラートを食べていたり、、ドクロ模様のネックウオーマーがおしゃれです。 しまむらで300円とは思えない^^。 4月から救...

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業平ちゃんシャレが利きすぎ 「千作千之丞の会」(国立能楽堂) at 2008/03/21(金) 22:36:06
お彼岸なのに墓参りにも行かないで連日の狂言見物。 キップを仕入れるのはネットの情報を頼りにやるのだが何ヶ月も前からスケジュールを見ると空いている日が多いから行きたい公演は予約してしまう。 すると結果的に連日と言うことにもなる。 飲み会の予約もそうだなあ...

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ひと足お先に花見を萬斎と 「万作の会 狂言の世界」(朝日ホール) at 2008/03/20(木) 20:47:00
久しぶりの狂言、会場のことを考えに入れないで出場メンバーで切符を取ったのは去年だったかなあ、もう。 階段状の大きなホールの向こうに作られた能舞台を見たとたん期待の風船がしゅっとしぼんだ。 みすぼらしすぎる。 中学の学芸会? でも会場は女性でいっぱい、特...

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江戸っ子の純情 立川談春独演会(麻生市民ホール) at 2008/03/15(土) 23:04:17
新百合ヶ丘、初めて降りた駅。 近未来映画に出てきそうなビルの中のビルに囲まれた駅だ。 早く着きすぎたが銭湯に入るほどの時間はないのでビル風だか空っ風の中を鼻水啜りあげながらうろつく。 これだけの商業施設がやっていけるんだろうか? なんとなく入りにくいぬ...

梟通信~ホンの戯言
ああ、佐平次は行っちまったぜ at 2008/03/09(日) 23:24:24
今、10時間が終わった。 第2部も良かったね。 「粗忽長屋」、談志に言わせれば「主観長屋」も大迫力、圧倒された。 思い込みってもののすさまじさ、生きてるものまで死んだことにしてしまう。 いや、そんなもんじゃない。 目の前の友達にお前は行き倒れたんだから...

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「無」の価値 at 2008/03/03(月) 17:27:53
シェークスピア時代の演劇は、今の劇場とは天と地ほども違う環境で演じられていました。円形劇場は吹き抜けで、人工の照明は一切ありません。舞台は客席の中へ半円形に張り出していて、舞台を隠す幕もありません。舞台装置らしいものは基本的に使わず、役者の衣装と小...

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やはり昔の子供の方が良かったぜ 「落語教育委員会」(練馬文化ホール) at 2008/02/28(木) 23:05:48
幕が揚がると喬太郎がジャンパー姿で丸テーブルを前にして椅子に座っている。 スーパーの警備係の思い入れ。 そこへ歌武蔵が黒いトレンチ、よれよれの髭面の喜多八を引き連れて登場。 喜多八が万引き犯人かと思ったら実は歌武蔵が犯人、しかも女性だった。 10分ほど...

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人生の終り方(3) at 2008/02/28(木) 21:32:10
To be, or not to be: that is the question:(死ぬか生きるか、それが問題だ)  有名なハムレットのせりふですが、この後「……だが死ねばおそらく夢を見る。現世の苦しみを逃れても、どんな夢に悩まされるのか。死んで帰って来た者は一人もいない……」と、王子の...

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落語世界の奥深さ 第4回黒談春(紀伊國屋ホール) at 2008/02/20(水) 22:37:54
「札所の霊験」 江戸詰めになったばかりの田舎侍、浅黄裏の袴がヤボの代名詞、底意地の悪いところは今に改まることのない江戸っ子には何かと馬鹿にされたようだ。 根津の岡場所をキョロキョロしていて擦れ違ったオイランに一目ボレ、ナニ根津あたりじゃそれほどの女がい...

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喜多八に乾杯! 第13回・「ビクター落語会」 at 2008/02/16(土) 21:51:31
柳家喜多八、58歳、小三治の弟子だ。 まず「やかんなめ」。 昔は医者も薬もいい加減だったという枕から「合い薬」の噺。 今はあまり聞かないご婦人の病に「癪」があったが、それには「まむし」といって男の太い蝮のような親指で痛むところを押すと治るとか、男の下帯...

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オペラ「夏の夜の夢」を見る at 2008/02/10(日) 22:34:03
こんにゃく座公演「あちゃらかオペラ・夏の夜の夢・嗚呼!大正浪漫編」を見てきました。シェークスピアの原作ではあっても、山元清多の台本・演出、萩京子の作曲で、思うがままの「こんにゃく座オペラ」にな...

志村建世のブログ
「笑う女。笑われる男8」公演を見る at 2008/02/08(金) 14:27:50
劇団 BIG FACE の主宰者、伊沢弘の作・演出による「笑う女。笑われる男」シリーズの第8作、「希望戦隊・カルメンジャー」を見てきました。両国のシアターX(カイ)との提携で、この10...

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贅沢な顔ぶれ・最高の出来 東西落語研鑽会(よみうりホール) at 2008/01/31(木) 21:02:51
冷たいようだが、重篤な病人を見舞ってから健康な人に会うとほっとする。 談志の高座の後、今伸び盛りの柳家三三の爽やかな語り口に接した感じがそれだった。 「権助提灯」。 本妻が「今夜はあの子のところに泊まってあげてくれ」と妾の身を案じて旦那に言う。 権助(...

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悲壮な談志 新春初笑い“立川談志一門会”(練馬文化センター) at 2008/01/29(火) 23:54:02
昨年暮れに弱気の談志を聴いたので、さて年が改まって少しは元気になったか?と心配しながら行ってみた。 登場するときにふらっとした。 顔色がまっしろなのも変わらない。 愚痴ともつかぬことを聴き取りにくい声で喋り(謝りながら)、セックスがらみのギャグをさ

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圓蔵がいい 落語ブームはバブルじゃない at 2008/01/20(日) 00:10:48
寄席はトリを中心に前座から二つ目、中堅、色もの、お囃子、、その日のメンバーが力を合わせて盛り上げていく。 そのことは秋山真志「寄席の人たち」を紹介した時に書いた。 先日の小三治が主任(トリ)のとき中入前は橘家圓蔵だった。 月の家円鏡で知っている人も...

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小三治さん、覚えましたぜ ハチアズレ 末広亭・二之席 at 2008/01/17(木) 00:34:43
まあねーこれと云う話もないんですけどーいつものセリフ、客はシャレと取ってドット沸くが、本人は半ば本気で言っているようでもある。そんなにいつも面白い話があるわけじゃない。 あるもんか!だからマクラには面白い話とつまらない話があって、今日はつまらない話と断...

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小三治慨世  新宿末広亭二之席 at 2008/01/14(月) 00:24:35
渋谷で能を堪能したのに、時間があったから新宿まで行って、今年初の寄席だ。 小三治が出るんだもの。 昼夜入れ替えなしなのに長い行列ができている。 超満員ということだ。 寒中に20分並び、二階で3時間半17人(組)の高座を聴いてかなりお尻も頭も疲れたころに...

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満足しました初能鑑賞 梅若六郎還暦祝賀能(国立能楽堂) at 2008/01/12(土) 22:52:13
今年初の能鑑賞。 テレビでちらっと見たが、あれは実際に能楽堂に身を置いてみる能とはまるで違うものだ。 すでに能を愛好している人が見るものとしては何がしかの意味はあると思うが、これから能を見ようかなと思う人がテレビを見たらかえって足は遠のくのではなかろう...

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がんばれ志の輔 あと20日 「志の輔らくご in PARCO」 at 2008/01/09(水) 22:59:22
世界環境会議、中国代表が言う。皆さん、何も心配しないで。わが国が排出しているCO2は混じりけのない偽物ですから。どこかの代表がどげんかせんと、、ドイツ代表がむっつりとそういう発言は謹んで欲しい。ドイツがナントカ、、と聞こえる。ブッシュが小さい顔をますま

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新年だもの 力も入るさ 黒談春(横浜にぎわい座) at 2008/01/08(火) 23:36:24
北沢・「八幡湯」。 「髪の毛の長い人は湯船に入る時ゴムで結んでください」という貼紙があるガラス戸を入ると目の前、中央に一列、右手の壁から突き当りの壁に沿ってぐるりとカランが並んでいるから高い天井とあいまって広々した感じがする。 お湯はぬるい(42度、銭...

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談志の白鳥の歌? at 2007/12/25(火) 10:59:16
冗談じやねえよ! イイノホールで「にっかん飛切落語会年忘れスペシャル」、ホール改築のため最終回、ホントにスペシャル、三日続きの豪華な顔触れ、その第三夜。 奇跡だね!その最前列、しかも真ん中に座った俺がいた。 談志一門で苦節二十年、遂に真打ちになる笑...

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身につまされた実方の嘆き 狂言「夢てふものは」 能「実方」(国立能楽堂) at 2007/12/13(木) 23:31:38
久しぶりに能のことを。 この間全く観なかったのではなく11月には狂言・「禰宜山伏」野村萬斎、能・「松虫」高林白牛口二を、今月始めには「金春円満井会特別公演」で能・「橋弁慶」金春穂高と金春飛翔(牛若丸)、狂言・「萩大名」大蔵彌太郎と榎本元、能・「道成寺」...

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空はどうして青いの? いろんなことを映すから? at 2007/12/05(水) 23:49:09
通勤途中で、工事のトラックが留っていて、邪魔だなあ、と不機嫌になりつつワキを通り過ぎようとしたら工事の若いお兄ちゃんが「やべえ!」と叫んだ。何事かと振り返ると「洗濯モン、出しっぱなしで来ちゃった」と、仲間に言ってる。不機嫌が治ってしまったぜ。駅で車椅子の

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バラが咲いた さびしかった僕の庭に 小三治・扇橋二人会(調布グリーンホール) at 2007/11/30(金) 22:50:00
小三治が言った。扇橋とふたりでやるのは滅多にないから楽しみにしていた。俺も楽しみにしていた。 柳家 禽太夫 ( きんだゆう) 「水屋の富」先日「にっかん飛び切り」で志の吉がやるのを観たばかり。落ち着いた語り口で抑えたやり方。水屋が千両当てる前に街の人たちに愛

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昇太がんばる いっ平がんばりすぎ 「にっかん飛切落語会」(イイノホール) at 2007/11/27(火) 22:11:54
林家木久蔵「竹の水仙」、林家いっ平「黄金餅」、春風亭小朝「扇の的」。後からでた誰かが「ワイドショーを見ているようだ」と評した。いっ平は力が入っていたなあ。西念があんころ餅で銀貨をくるんで飲み込むのを金兵衛が覗くところ、と西念がひっくり返ったのを助けにいっ

志村建世のブログ
朗読劇「ぽっぽや(鉄道員)」を聞く at 2007/11/21(水) 18:27:49
ひまわり船橋福祉会の「ボランティアの集い」で上演された松戸市民劇団の、うたのすけさん作の朗読劇「ぽっぽや」(浅田次郎原作)を聞いてきました。それに先立つ松戸市民劇団理事長・石上瑠美子さんの講演「語って元気!笑って元気!」は、ミニ講談つきの話芸の集大...

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蕎麦と饂飩は混じりあうのか 三響会(新橋演舞場) at 2007/11/01(木) 23:29:47
去年この会にお誘いを頂いて「能だの歌舞伎だのってガラじゃないから」と思ったが「これはお囃子が主体で今年は太鼓の林英哲も出る」とおっしゃるし同席していたMさんが乗り気になったので付き合い半分で行ったのだ。 そこでお囃子の素晴らしさ、特にゲストの一噌幸弘の笛に

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どんどん伸びろ 若者よ 立川談春・独演会「白談春」(紀伊國屋サザンシアター) at 2007/10/29(月) 22:56:29
談春の独演会ー彼を聴くのは二回目。今や超人気で先日も大阪で独演会をしたら満員、しかも東京から押しかけた客も多かったという。こうして新宿で聴ける幸せを考えたら山手が止まったくらいで文句もいえめえ。「(ホール出演が多いからー立川流は寄席に出られない)2時間喋

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豊年だ、千作だ、万作だ 狂言特別公演「特集・美しき老い」(国立能楽堂) at 2007/10/27(土) 23:15:23
先日間に合ってよかった、と書いた千作爺ちゃん、文化勲章受章だって、間に合ってよかった!そんなこと言うと叱られるなあ。元気元気!また観せて貰った「居杭」の快演に笑いました。親しさの表現として直ぐに頭を叩く亭主・何某(アド・茂山七五三)に閉口して清水寺に祈願

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清盛はずるいなあ、タダで観てたんだ 友枝昭世「厳島観月能」(広島1) at 2007/10/23(火) 22:12:52
人買い・森常好が買った少女を取りもどそうとする自然居士・友枝昭世は人買いの乗った舟に取りすがる。下りなければ命を取ろうぞと脅されるが命を取るともふつつと(絶対に)下りまじいと頑張る。説法を聴く者、説法を説く者、いづれも法を理解しただけではダメだ、ことが起

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玲瓏 近藤乾之助の仕舞い 「万作を観る会」(国立能楽堂) at 2007/10/19(金) 23:24:17
いつもより能楽堂が華やいでいる。若い女性の来場が多いのだ。さては萬斎サマ(呼び捨てなんかとんでもない)。 狂言「昆布売り」家来がいない大名・石田幸雄が通りがかりの昆布売り・野村遼太を脅して刀持ちにする。威張り散らす大名に腹をたてた昆布売りが持った刀に物を

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「猫定」「五貫裁き」、意欲十分に好演 柳家三三独演会(国立演芸場) at 2007/10/17(水) 23:02:14
餌をやってるのに商品の魚を食べちゃう居酒屋の真っ黒な猫。手癖が悪いから重石を括りつけて川に放りこんじやおう。店の連中が相談している。そりゃアンマリ可哀相だと引き取ってフトコロに入れて帰る魚屋の親方定吉。魚屋と言っても内実は博打打ちだ。助けた猫は透視能力が

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カワイイ千作爺さん(魚説経)と愉快な秘曲「花子」 「忠三郎狂言会」(国立能楽堂) at 2007/10/14(日) 21:31:23
「いよォーっ!」ポン!大鼓の音がまっすぐに俺にぶつかってくる。正面の一番前、しかも真ん中に座った。「素囃子」、笛・寺井宏明 小鼓・大倉源次郎 大鼓・大倉慶乃助が床に直に座る。いいなあ、ほっとする。小さい頃から馴染んだわけではない。それなのにずっと昔から聴

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木山事務所「駅・ターミナル 汽笛一声新橋をーロマンを乗せてー伊藤博文と津田梅子の」(あうるすぽっと) at 2007/10/12(金) 23:17:23
津田塾大学の創立者・津田梅子は1871年(明治4年)日本政府の岩倉使節団に随行してアメリカに留学する。その時わずかに7歳。女性の官費留学第一号だ。11年の滞在の後帰国した彼女は日本語が通訳を必要とするくらいだったが、それよりも思考のあり方がアメリカ人に

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味噌つけた馬だってぇ?馬の田楽は食ったことがない 上野鈴本・小三治ワールド at 2007/10/03(水) 23:52:01
今日は午の日ー私は昔ある易者に午、未は天敵と言われた。年、日、刻、なんであれ午と未の時に悪い事が起きると。それをシノグにはその間は奉仕すること念頭におけと言われた。今日は7分ほどのマクラでー重い味噌をしょって峠を二つも越えて来た馬に労りの言葉をかける男・

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おっと失礼!書き忘れ権太楼 「落語研究会」の追加です at 2007/09/29(土) 10:46:23
昨日の記事、長々と黄金餅のことを書いたりしたもんだから、一番好きな柳家権太楼のことを書くのを忘れた。仲入り後の食いつきに出て「代書屋」。司法書士のことだけど代書屋っていうと懐かしい気分、恋文横丁が連想されたりして。文字を知らない男が履歴書を書いてもらいに

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今宵、国立小劇場で^^。 第471回「落語研究会」 at 2007/09/28(金) 23:54:31
チケットが取りにくくなっているからかネットでオークションがあったので暫く中入りでの前売りはしないという貼紙があった。俺は会員でもないのにこうして指定席に来れるというのは、俺の識見と業界に対する貢献を評価して招待状が来るのだ。 ナンちゃって、そんなことを言

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食いすぎにご用心 小三治・扇橋の時間差漫才「お笑い二人旅」 第304回国立名人会 at 2007/09/25(火) 21:26:34
お彼岸だというのに落語三昧でご先祖様はお怒りかも。ま、オヤジもお袋も爺さん婆さん、カミサン、みんな笑うことが好きだったから許してネ。 扇好「そば清」何十杯でもあっという間に食べてしまうってぇ大食いのソバ好き。蛇が人を呑んだときになめるとお腹がへっこむとい

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いつも有難うお囃子さん 「寄席囃子江戸の彩り」・国立演芸場特別企画公演 at 2007/09/24(月) 11:01:00
寄席の縁の下の力持ち、お囃子の特別公演。楽しかった。「落語芸術協会」小松美枝子 稲葉千秋 松本優子「落語協会」田中ふゆ 太田その 金山はる「落語協会」の名前でお年寄りかと思ったら皆さんお若い。芸名なのだ。太田さん(芸大)を除く5人が国立劇場の研修生。まず

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充実の扇橋一門 金馬もいいぞ 新宿末廣亭・中席 at 2007/09/16(日) 22:37:50
猛暑がぶり返した新宿の街、末廣亭の前には一時間前から行列。喜多八、さん喬が休演でガッカリしたが代演の二人が良かった。小満んが「目黒のさんま」をくっきりと目鼻立ち良くかつ小粋に話して、若い女性や子どもの客も喜んでいた。志ん五は「無精床」、アリエナ~イ、いい

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幼馴染のその味は 東京能楽囃子科協議会定式能(国立能楽堂) at 2007/09/15(土) 17:14:03
混迷恥ずべきウツシヨに疲れた心に去来するのは先日観た友枝昭世がシテを演じた「井筒」の美しさだ。秋の月の光の下で若い里の女が業平とその妻・紀の有常の娘の物語をする。夫・業平が浮気をして河内の女のもとに通うのを「夜半にや君が独りゆくらん」と案じる妻の心情にう

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幼馴染のその味は 東京能楽囃子科協議会定式能(国立能楽堂) at 2007/09/15(土) 17:11:52
混迷恥ずべきウツシヨに疲れた心に去来するのは先日観た友枝昭世がシテを演じた「井筒」の美しさだ。秋の月の光の下で若い里の女が業平とその妻・紀の有常の娘の物語をする。夫・業平が浮気をして河内の女のもとに通うのを「夜半にや君が独りゆくらん」と案じる妻の心情にう

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冥土の鬼も哀れと思うだろう 国立能楽堂9月公演「墨塗 俊寛」 at 2007/09/06(木) 21:01:33
あまり暑くて頭ン中が空っぽになってしまった。だから能無し、というわけではないが8月は一度も能を観なかった。って、去年の12月、観世座で「邯鄲」を観るまでは凡そ能なんて無縁なものと思っていたんだから、誠にこの世は一寸先は闇、じゃないか、宝物が転がってるって

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初秋の気配に怪談の後日談を聴く 落語研究会(国立劇場・小劇場) at 2007/09/02(日) 00:06:39
少し早く着いたので外のベンチで水を飲んで開場を待っていると吹き抜ける風が涼しいを通り越して寒いくらいだ。地下鉄”永田町”ってのは”階段長た町”の間違いじゃないかと思うほど長い階段があってそれを一生懸命歩いて登って来たから汗をかいたが直ぐにひいてしまった。

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いつ聴いてもいいね馴染みのギャグ 志ん橋「火焔太鼓」(上野鈴本) at 2007/08/30(木) 22:42:59
志ん生の十八番、最初っからサゲまで殆ど志ん生の考えたギャグの連続のような噺。ギャグの連続だから面白い。誰がやっても受けそうに思うのだが案外やる人がいない。ギャグってものはただしゃべれば面白いというわけでもない。それらしき人物がそれらしく喋り受ける相方(と

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松戸市民劇場30周年 at 2007/08/27(月) 13:39:39
うたのすけさんが所属(本人は退団したつもりでも、劇団は団員扱いみたい)する松戸市民劇団の30周年公演を見てきました。中ホールの会場は満席で、2日にわたる公演の最後は、大幅な時間超過で盛り上がりまし...

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言葉を司る 言ったぜ小三治 電子辞書は辞書ではない? at 2007/08/07(火) 23:48:01
小三治がマクラで今言葉がおかしくなっていることに触れたことは前に書いた。「何しろ言葉を司る仕事をしているから」と冗談めかして語っていたがー目に気迫を感じた。電子辞書(と、はっきり言わず、あのなんかパカッと開いてみる変なの、と言った)。「あれはいけませんよ

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あくびにもいろいろあるんだ 扇橋「化け物使い」と小三治「あくび指南」 池袋演芸場(3) at 2007/08/05(日) 22:18:24
よかったからもう一度聴きたいのか、それとももっと満足したいのか?要するに又出かけていく俺だ。世津子さんが同じ服装で出てきて、この間くだらない野次で壊された芸だけはしなかった。はん治は又「こんなになっちゃって~」と嘆きの爺ちゃんヤクザ。でもまだ笑える。志ん

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小三治の湯屋番、聴きたかったなあ 池袋演芸場(2) at 2007/08/04(土) 22:38:47
ろべい、噺家の名前。喜多八の弟子。弥次さん喜多さんで弥次。でもそのまんまだと弥次喜多で弟子の方が上に来ちゃう。で、ろべい。苦味走った良い男。いい声で平林さんを訪ねる軽い噺。客席もあったまってくる。世津子・奇術。親しみやすい、スナックの陽気なオネエサンが隠

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与太郎は高貴の血筋? 池袋演芸場(1) at 2007/08/03(金) 22:55:55
小三治が出るから前座の時からほぼ満席、やりがいがあるだろうな。小ぞうが「子褒め」。「牛褒め」もそうだが、日常生活のなかで慣例化した"褒め言葉""世辞”の決まり文句を薄暗い頭の持ち主がうろ覚えのままに意味も分からず頓珍漢にしゃべって、そのクダク

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雷を聞きながら「四万六千日お暑い盛り、、」 ああ、別世界だぜ 鯉昇・扇遊二人会・ビクター落語会 at 2007/07/30(月) 23:14:58
選挙は済ましたし、二日酔いも雷もおさまった模様、イソイソと出かける先は三田の「仏教伝道センター」、いよいよ悟りを求めて修行に、、いや、悟りは悟りでも笑って悟ろう!落語会だ。ビクター主催(CDかDVDを撮ろうてんだ)だが財団法人仏教伝道協会も後援している。

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ミュージカル『hairspray』 at 2007/07/22(日) 20:47:19
♪♪ 2007.07.21(土)6:00PM Bunkamuraオーチャードホール 1階21列 「オッ・オッ・オー♪」 幕が上がるとトレイシーが歌い始めた。 するとイキナリ客席から歓声がっ!!! 「きゃーっ!!!」 えっ?なになに、どーしたの? トレイシー役の人ってスゴイ人なの? 198

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欲張ったか?談春 熱演、志ん輔 国立小劇場「落語研究会」 at 2007/07/20(金) 23:05:47
二度目のTBS落語研究会。前回は雨上がりだったが今日は今にも降りそうな空模様、銭湯のオバサンと案じたことは昨日書いた。前回は何も食べず空きっ腹が鳴ったので今日は蕎麦を一杯かっ込んでいく。小さな店が満員なのは同じような客かもしれない。今日の国立は演芸場が「

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古代の神が舞う 山本東次郎の三番三 国立能楽堂「座・SQUARE」 at 2007/07/17(火) 23:00:25
先日予習のために勉強会に行った金春流の「座・SQUARE」、本番。台風一過、信越地方の地震を尻目に行きました。「スクエア10周年」とあって充実した番組だ。1時開演、5時半までみっちり、素晴らしい能と狂言を堪能した。 「翁」「能にして能にあらず」という御神

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ベッドで一日、「志の輔らくごinParco」 異邦人が惜しんだ美しい国・日本の喪失 at 2007/07/15(日) 22:27:56
台風が来るという日曜日。朝からベッドで「志の輔らくごin Parco」のDVDを見続ける。友人から頂いた3枚、見ごたえがあるなあ。「メルシー雛祭り」「中村仲蔵」。「中村仲蔵」という演目を聞いた時には「あ、それ円生だったかテープ持ってるよ」なんて言ったが勘

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らくだ、はらくじゃない? 国立演芸場 夢花真打披露と正雀 at 2007/07/12(木) 23:09:02
恋生改め夢花の真打ち披露。小遊三「あわびのし」、夢之介「宗論」、夢丸「辻占」一門が精一杯の高座。夢花は「天災」。みんなから「ビールの栓抜き」「東南アジアの土産物」などと評された異相の割にはまともな演出。師匠・夢丸の目指す?「新江戸噺」の狙いは所々に観られ

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白と黒、見事な反転 現代を描く?渋谷・コクーン歌舞伎「三人吉三」 at 2007/06/28(木) 22:53:37
コクーン歌舞伎ー名前は聞いていたが観るのは初めて。プラチナチケットだろうに回して頂いてアリガタヤアリガタヤ。「三人吉三」、有名な芝居だが俺は初めて。幕が挙がると暗い江戸の下町を白い犬が横切る。かわいい本物の犬に観客が沸く。若い女性が圧倒的。複雑に入り組ん

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自然体の名人 柳家小三治「野ざらし」 新宿・末廣亭 at 2007/06/26(火) 22:09:52
日曜日には朝8時から並んで席取りをして能をみた。11時45分から途中休憩もあるけれど仕舞が「雲雀山」「船橋」「経政」の三つ、狂言「磁石」、能が「満仲(まんぢう)」「夕顔」「大会(おおえ)」の三つを観終わったのが夕方の5時近い。感想を忘れないうちに書こうと

志村建世のブログ
「フィガロの結婚」エキゾチカ at 2007/06/21(木) 11:51:38
オペラシアターこんにゃく座の「フィガロの結婚」モーツァルト・エキゾチカが、この5~6月にかけての公演を終了しました。私はこのオペラを、稽古場での通し稽古と、本番の舞台の両方で...

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可愛い可哀そうな能の妻と強い陽気な狂言の妻 日経能楽鑑賞会・国立能楽堂 at 2007/06/20(水) 23:55:47
能貧乏、という言葉があるんだそうだ。昼間の熱が残っている千駄ヶ谷駅前の交差点を渡りながら、ふと浮かんだその言葉。 狂言「舟渡婿」。同じ和泉流で野村萬、万蔵、万禄が演じるのを観たのが1月。早くも半年、しっかり記憶も衰えて今日の野村万作、高野和憲、野村万之介

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堪能した”披き”初体験 粟谷浩之の会「道成寺」など(十四世喜多六平太記念能楽堂) at 2007/06/17(日) 21:43:05
能がはじまって直ぐに6人もの能力(のうりき・寺男)たちが大きな鐘を運び込み舞台に吊るす。凄い緊張感が伝わってくる。道成寺の能力(山本泰太郎、大熱演、初めて観たが好きになりそうだ)が住僧(ワキ・森常好、でっぷりとして幼稚園を経営するやり手の坊さんみたい)に

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鯉昇、さん喬、喜多八、ゼイタクなひと晩 「第467回 落語研究会」(国立小劇場) at 2007/06/07(木) 22:39:08
先月になってしまったが30日。TBS主催で毎月やっている。会員のアイさんが行けないというので回して頂いた。三遊亭歌彦・「牛ほめ」夕方からの雨が上がって涼しくならずに蒸している。御簾内の細い窓が開いているのでお囃子のいる様子が見える。暑いらしく扇子を使って

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てんとう虫が飛んで出て 友枝昭世の会へ 「邯鄲」 at 2007/05/31(木) 23:34:03
昨日、テントウ虫の話から仏さまのこと。そしてその仏さまからみたら俺の存在はてんとう虫みたいなものか、と書いた。何でこんなことを書いたのか?あの浄瑠璃寺の九体佛の前で、空間ともいえない”何か”に包み込まれてぼけっとしていたときにはテントウ虫のことなんか思い

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「鐵輪」にはカナワんね  能楽現在形 劇場版@世田谷「鐵輪」 at 2007/05/20(日) 23:01:20
能楽現在形、「劇場版@世田谷」15日から20日まで演目は同じでシテを変えるという企画だ。その2日目に行った。能楽堂とはまるで構造の違う劇場での能公演がいかなるものになるのか。能そのものについても初心で今日の演目も初見の俺にその違いが分かるのか。始まる前から

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挑戦するエリートたち 能楽現在形第3回公演・宝生能楽堂 at 2007/05/13(日) 21:10:23
「能楽現在形」。昨年発足して今日は第3回、俺はもちろん初体験。いつものことながら我が先達のお導きだ。一噌幸弘(笛)、亀井広忠(大鼓)、野村萬斎(狂言)の3人が若手のシテを選んで公演をするというチャレンジングな試み。3人とも能の世界のエリートであり実力・人

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いくら客が悪くてももう少しちゃんとやれよ木久蔵さん 浅草演芸ホール at 2007/05/11(金) 00:46:59
木久蔵を見た。この秋真打ちになる息子に名前を譲って自分の名は公募した話。三万いくつかの応募があって、その殆どがダメなのばかりだったが、その中で良いのもあって「木久扇(おう)」とした。「カナメだし新しい風を送ると言う意味」もあると言って一人で受けている。扇

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「馬のす」でいろいろ 浅草演芸ホール at 2007/04/12(木) 00:27:52
先日浅草演芸ホールで鯉昇の「馬のす」を聴いた。釣りに行ってテグスがないので困っているとそこに馬がつながれている。これ幸いと馬の尻尾の毛を抜いて代用にしてやれやれ。通りかかった友達の”かっちゃん”にその話をすると、かっちゃん、眉をひそめ声も重々しく「ほんと

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せっかくの扇橋が!落語ブームもチト問題あり at 2007/04/02(月) 21:01:46
先日の浅草演芸ホール、超満員は結構なのだが観光客が多いのか、いささか問題ありだった。円蔵とか権太楼などのお目当ての噺家には「待ってました」の声が飛び、分かりやすい演出は受けて笑いが弾ける。しかしちょっと地味な演出になると途端にザワザワ私語や紙袋をいじるよ

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禁酒するなら長屋で花見ってか 紀伊國屋寄席(2) at 2007/03/16(金) 22:57:03
昨日は紀伊國屋寄席の後、去年、サンタクロースの話で盛り上がった居酒屋に寄って又もや盛り上がって酔っ払ってしまったのであまり書けなかったので残りを。前座が「寿限無」を一生懸命やった後入船亭扇里が「浮世根床」。マクラがモタモタしてつまらなかった。ありきたりじ

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わずかな「間」の違いが天地の差 紀伊國屋寄席・燕路「締込み」 at 2007/03/16(金) 00:38:33
泥棒が入った所は料理屋ー「この店に無尽が当たって百両あるこたぁ、分かってんだ。ジタバタしねえでさっさと出しやがれ」ドスを突き付けて脅かされるとひとたまりもない。百両召し上げた泥ちゃん、急に腹が北山ー「ヤイ、ここは飯屋だろう。なんか食い物をだしやがれ」「ヘ

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ミュージカル『CHICAGO』 at 2007/02/26(月) 20:54:27
♪♪ 2007.02.24(土)6:00PM 日生劇場 1階16列 まだまだ日は短いです。 暗い画像でごめんなさい 脚本:ボブ・フォッシー 演出:ウォルター・ボビー CAST: ロキシー(ミッシェル・デジーン) ヴェルマ(テラ・C・マクラウド) ビリー・フリン(ケヴィン・リチャードソン

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こういうのは初めて 奥が深い能楽 国立劇場開場40周年記念<復曲・再演の夕べ> at 2007/02/23(金) 23:56:26
まず狂言「近衛殿の申状」。現存最古の狂言台本「天正狂言本」におおまかな筋立てのみ記されていたのを橋本朝生が台本をつくり山本東次郎が演出して平成5年に陽の目をみた狂言だ。シテ・近衛殿(山本東次郎)は先祖代々領民を大事にする心優しい不在地主、「民百姓をいたわ

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時を聞かない「時そば」 新宿末廣亭・2月中席 at 2007/02/20(火) 22:48:52
初席だの何のって言ってるうちにもう2月の中席も千秋楽。中川幹事長の一席もお笑いではあるが、後味がよくない。砂を、しかも毒入りの砂を噛んだような後味。口直しにほんとのお笑いに。滝川鯉昇。短いマクラで直ぐに噺に入ると「時そば」、アレッ、ちょっと損したような気

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ストレートな感動 すがすがしかった きむたかホール「肝高の阿麻和利」 at 2007/02/14(水) 00:08:15
1429年、琉球は三山統一後、与勝半島の勝連城には阿麻和利という按司(あじ・首長)がいた。琉球の正史では按司であった望月を追い落とし、中城の護佐丸(妻の祖父にあたる)を滅ぼしやがて首里城の尚泰久王に反逆しようとして殺されたという、逆賊とされていた。勝連の

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さて いかがなものか? 国立能楽堂定例公演「狂言・佐渡狐 能・籠太鼓」 at 2007/02/02(金) 23:18:07
たて続きだね。又行って来た。友枝さんの能を観て他の人のも観たかったし野村という名が並んだ狂言も観たい。駄目もとで電話したらまだ7枚あるというので。自分で切符買って行き初めじゃ。一人で出来るもん!だ。先ず、狂言・和泉流「佐渡狐」。佐渡の国の百姓(シテ・野村

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友枝師の不思議 これが能の不思議なのか 国立能楽堂「NHK能楽鑑賞会」 at 2007/01/25(木) 21:44:01
「おお寒~」と肩をすくめて空を仰ぐと大きな三日月。国立音楽堂も二回目になるとちょっと余裕が出て周囲を見回したりする。 まず、一調。謡・梅若六郎、小鼓・横山晴明で「玉の段」。そう、今日は「第21回NHK 能楽鑑賞会」、「流れる水と人の世と」とサブタイトル。そ

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いよいよ面白い 国立能楽堂・狂言「石神」能「百万」 at 2007/01/20(土) 12:15:54
国立劇場開場40周年記念と、銘打って国立能楽堂の一月定例公演。先ず狂言・大蔵流「石神」。家庭を省みず毎日遊び歩く夫(シテ・太郎・山本則直)にほとほとアイソモコソも尽き果てた妻(アド・山本東次郎)は離婚を決意して仲人(アド・山本則俊)に挨拶に行く。それを察

梟通信~ホンの戯言
やばい!はまりそう 能の初体験 観世座「邯鄲」外 at 2006/12/22(金) 22:53:00
10月に三響會という鼓、太鼓、笛を中心に歌舞伎や能を楽しむ催しに連れて行って頂いて目が開いた心地がして、今度はいよいよ能の初体験。神社の境内でやっているのを垣間見たことはあるが、ここは渋谷松涛・「能楽観世座」、恐れ多くもホンマもんの能楽堂できちんと鑑賞する

梟通信~ホンの戯言
志ん生が笑ってら   (池袋演芸場)             円雀「唐茄子屋政談」小柳枝「抜け雀」 at 2006/10/13(金) 21:00:27
十月中席。くしくも志ん生のネタを二人が演じた。 「唐茄子屋政談」を三遊亭円雀。吉原通いにうつつを抜かして親族会議の結果勘当に、「勘当けっこう。お天道様とコメの飯はどこィ行ってもついて回りますから。さよならっ。」かっこよく飛び出した徳三郎、金の切れ目が何と

*モナミ*
劇団四季 『ライオンキング』 at 2006/09/18(月) 12:45:18
すっかり失念してましたが。SMAP国立ライブで上京し、帰る日に、劇団四季の『ライオンキング』を、観たんでした。20時の飛行機で、さてそれまで何をしようか、と考えてたところ、ちょうど浜松町でやってるじゃないか!ということで、伯母たち2人と一緒に、観に行きました。

M's BOOKcaSe
ミュージカル『WESTSIDE STORY』 at 2006/09/15(金) 01:05:05
♪♪♪ 2006.09.02(土)1:00PM Bunkamuraオーチャードホール Jets席 後ろにチラ見なのは…なに? 正解はドラマ「タイヨウのうた」のポスター! STORY: 1957年アメリカNY。 2つのストリートギャング団が縄張り争いに躍起になっていた。 ひとつはリフ率いるポーラン

世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない
ハラショー! at 2006/09/09(土) 17:46:22
動物の曲芸と言えば、イルカ・アシカショー。人間が跳んだり跳ねたり踊ったりの舞台と言えば、「マッスルミュージカル」。空中ブランコと言えば、ユーミンの「シャングリラ」。・・・なら

梟通信~ホンの戯言
♪オーウエンザ 噺家 ゴーマーチンニイン♪ 浅草演芸ホールにデキシーがやってきた at 2006/08/09(水) 23:39:50
夏休みをとって久しぶりに浅草演芸ホール。俺はやはり月に何度かは浅草に来たくなる。学生時代全線25円の切符で渋谷からエンヤコラと来て国際劇場まで歩いてそのまま地下鉄で逆戻りをした(先立つものがないから)頃から。 落語ブームはご同慶の至りだが、以前は楽勝で座れ

ネシカ's Modern Love
おしゃれデート at 2006/05/17(水) 08:36:42
Whirling Dervishes of Turkeyという舞台を彼に誘われて観てきました。これはスーリ(?)という、イスラム系カルト(?)団体の発表会のようなもの。彼が一時期この団体に興味があり、少し本を読んだりしたそうで目の前で彼らのprayやdanceが観れるのをとても...

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