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書籍・読書:共通テーマ読書の日々3 (104)

今日読んだ本、今日思い出した本。今日の一冊について、書いてください。
(これ以前は「読書の日々1」「読書の日々2」、にあります。)
  1. 2010/02/10(水)

http://memorizer.blog11.fc2.com/tb.php/243-9b84557f
(※ご投稿は1テーマにつき1日2件、トータルで1日5件まで。
同一記事の複数テーマへのご投稿はご遠慮ください)

志村建世のブログ
「鈴木文治のいる風景」を読む at 2011/12/15(木) 13:14:06
 「鈴木文治のいる風景」(芳賀清明・無明舎出版)を読みました。著者は長年にわたり電工労連を中心に労働組合活動に従事した人です。鈴木文治は大正元年(1912年)に「友愛会」を創設し、戦前の総同盟から戦後の同盟、そして現在の連合につながる労働運動の創始者と...

志村建世のブログ
「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」を読む at 2011/12/06(火) 15:21:36
 このところ評判のよい「池上彰もの」の中から、一冊買って読んでみました。これは文春新書で、仏教、キリスト教、神道、イスラム教について、それぞれの専門家に池上彰がインタビュー取材する形式になっています。最終章の「『いい死に方』ってなんですか?」には、...

志村建世のブログ
「水主(かこ)町官有地103番地が消えた日・広島県病院看護婦たちの8月6日」を読む at 2011/11/16(水) 16:22:54
 広島の深山あかねさんから送っていただいた図書の紹介です。編著・河合藤子、発行所は広島市の(有)家族社、1996年の発行です。編著者は深山あかねさんのお知り合いのようです。  昭和20年当時の県立広島病院には、全員寄宿制の看護婦養成所がありました。4年制で...

志村建世のブログ
下村治の「日本は悪くない」を読む(1) at 2011/11/11(金) 11:07:18
 「日本は悪くない」(下村治・文春文庫 経5の1)を紹介します。ご丁寧にも「悪いのはアメリカだ」という副題がついています。先日の「内田樹の研究室」で引用されていました。24年も前に出版された本の文庫版ですが、著者が池田内閣時代の高度経済を支えたエコノ...

志村建世のブログ
同じ本を2度買ってしまった「デフレの正体」 at 2011/10/17(月) 16:52:04
 書店の「話題の新書」コーナーに、池上彰氏が「デフレの正体」を解説した本を出したと思い込み、パラパラめくって面白そうなので買って帰りました。夕方になって読むのが楽しみだと手にとって目次から順に眺めてみると、どうも見たことのあるような項目が並んでいま...

志村建世のブログ
「逝きし世の面影」(渡辺京二)を読む at 2011/10/08(土) 11:31:11
 「逝きし世の面影」(渡辺京二・葦書房・初版本)を読みました。「日本近代素描Ⅰ」としていますが、著者の構想は遅筆で完成しておらず、独立した文献として提供すると、著者自身が述べています。  日本の江戸時代の完成形である幕末は、単に特異な文化と呼ぶに止ま...

志村建世のブログ
「フクシマ・ゴーストタウン」を読む(見る) at 2011/09/30(金) 10:32:21
 「フクシマ・ゴーストタウン」(根津進司・社会批評社・単行本1500円)を読みました。昨日から書店販売の最新刊です。300枚の写真を使ったフォト・レポートですから「見ました」と言うべきかもしれませんが、そのメッセージは強烈です。  放射能対策で警戒区域とさ...

志村建世のブログ
「なぜいま人類史か」を読む at 2011/09/29(木) 10:09:17
 「なぜいま人類史か」(渡辺京二・洋泉社新書)を読みました。講義録の形式なので、書いてあることはわかりやすいのですが、内容を理解するのは、かなり難しい本でした。内容を目次で紹介すると Ⅰなぜいま人類史か  1天地生存と社会生存  2共同性と戦後社会 ...

志村建世のブログ
「平成経済20年史」を読む(4) at 2011/08/27(土) 20:42:15
 小泉政権下で「史上最長の経済拡大」と宣伝されたものの実体は何だったのでしょうか。それは世界にも例のない長期デフレの中で起こりました。経済は停滞していたのだが、それ以上に物価が下がったので、実質経済成長率はプラスだというものでした。通常の経済成長は...

志村建世のブログ
「平成経済20年史」を読む(2) at 2011/08/25(木) 13:03:24
 バブルへの対応について、日銀も大蔵省も、致命的な失敗をしました。日銀の利上げも財務当局の「総量規制」も、景気が上り坂のときに発動して、好景気が長くゆるやかに続くよう誘導すべきなのにタイミングを遅らせ、始まった崩壊を深刻化させる方向に舵を切ったから...

志村建世のブログ
「平成経済20年史」を読む(1) at 2011/08/24(水) 13:46:22
 「平成経済20年史」(紺谷典子・幻冬舎新書)を読みました。ネット上の感想文で「怒りに体が震えた」と書いている人がいましたが、そのような本でした。どんな視点で書かれているかは、最終章の最後に集約されています。(以下引用)  改革のたびに日本人の生活...

志村建世のブログ
岩波新書「原発を終わらせる」を読む at 2011/08/08(月) 13:14:36
 「原発を終わらせる」(石橋克彦編・岩波新書)を読みました。期待した通りに、脱原発論を集大成した教科書と位置づけられる本でした。石橋氏を含む14名の専門家が協力して、現在を起点とする原発を終わらせる道を示しています。構成は以下の通りです。  第1章 ...

志村建世のブログ
「科学的とはどういう意味か」を読む(2) at 2011/08/02(火) 11:16:42
 著者はこの本を大震災に合わせて書いたのではありません。以前から企画していたものに多少の補強を加えた程度です。それでも現今の「放射能汚染時代」に私たちが身につけておくべき生活態度に、いくつかのヒントを提供しています。  まず、「定量的な把握」という...

志村建世のブログ
「科学的とはどういう意味か」を読む(1) at 2011/08/01(月) 13:33:18
 「科学的とはどういう意味か」(森博嗣・幻冬舎新書)を読みました。最近の放射線許容量をめぐる世相などを見ていて、科学的にものを考えることの意味を知りたいと思いました。その期待が満たされたとも言えないのですが、理屈にそってものを考えることの大切さを教...

志村建世のブログ
勝山実「安心ひきこもりライフ」を読む at 2011/07/27(水) 11:11:14
 「安心ひきこもりライフ」(勝山実・太田出版・単行本)を読みました。前回の老人党護憲+の例会で、「ひきこもり名人」を名乗る著者から、親しくお話を聞くこともできました。自らの経験を通して「ひきこもりでも幸せに生きられる世の中」への提言をしています。 ...

志村建世のブログ
古賀茂明「日本中枢の崩壊」を読む(3) at 2011/07/22(金) 10:56:06
 古賀氏は「まえがき」の中で「私を駆り立てているもの、それを一言で表現すれば「危機感」である。私には、現在、日本は沈没するか否かの瀬戸際にあるという強い危機感がある。」と書いています。その理由は大震災があったからではありません。日本の中枢が機能しな...

志村建世のブログ
古賀茂明「日本中枢の崩壊」を読む(2) at 2011/07/21(木) 10:38:56
 そもそも「政治主導」で官僚を動かすとは、どういうことでしょうか。官僚は、元々行政を実行するために存在しているのですから、時の政府の政策を実行するのは、当然中の当然です。それが大臣の言うことを聞かずに勝手に動くとしたら、首のない胴体と手足が歩いてい...

志村建世のブログ
古賀茂明「日本中枢の崩壊」を読む(1) at 2011/07/20(水) 14:06:52
 話題の人の、話題の本を読んでみました。「日本中枢の崩壊」(古賀茂明・講談社・単行本)です。とんでもないものを読んでしまったという実感があります。大河ドラマのように、新しい一つの世界観が展開するようでもあります。国家公務員として活躍していた人が、そ...

志村建世のブログ
「グアム戦跡完全ガイド」を読む at 2011/07/18(月) 11:05:42
 この夏に出た新刊「グアム戦跡完全ガイド」(小西誠・社会批評社)を読みました。「観光案内にない戦争の傷跡」と副題がついています。日本から一番近いアメリカの観光地として知られているグアムですが、サイパン、テニアンのすぐ近くにある島で、戦闘もほぼ同時で...

志村建世のブログ
吉岡斉「原子力の社会史」を読む(2) at 2011/07/12(火) 10:52:57
 原発推進が国策通りの成果をあげる一方で、技術開発部門は苦闘の連続でした。おもなテーマは国産のウラン濃縮、核融合炉の研究、高速増殖炉の実用化、使用済み核燃料再処理の4つでしたが、核燃料再処理だけが超スローペースで実用化されつつある以外は、すべて立ち...

志村建世のブログ
吉岡斉「原子力の社会史」を読む(1) at 2011/07/11(月) 18:18:43
 「マスコミに載らない海外記事」さんから教えていただいた「原子力の社会史・その日本的展開」(吉岡斉・朝日選書624)を図書館で借りて読んでみました。新刊としては流通せず、中古品には3万5000円以上の値がついています。  先に紹介した「私たちはこうして原発...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(10) at 2011/06/28(火) 15:51:13
 第9章は「2002年論・ノイマンから遠く離れて」です。これも掴みにくい章なのですが、ノイマンは東欧からアメリカに移住したユダヤ人で、コンピューターおよび原爆の開発に深くかかわったキーマンとされています。コンピューターの開発も、「ナチスとの戦争に勝つた...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(9) at 2011/06/27(月) 11:15:49
 第8章は「1999年論・JOC臨界事故……原子力的日光の及ばぬ先の孤独な死」です。東海村の核燃料加工施設JOCは、リストラの続く下請け会社でした。その転換試験棟で起きた事故は、消防署には当初「てんかんの患者が出た」と受け取られたそうです。しかしそれは知...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(8) at 2011/06/26(日) 12:07:51
 第7章は「1986年論・高木仁三郎……科学の論理と運動の論理」です。まず、高木仁三郎が書いた「巨大事故の時代」を引用しながら、巨大事故が避けられない理由を説明します。科学技術の粋を集めた巨大技術の安全性は、理論的には何重にも保障されているにもかかわらず...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(6) at 2011/06/23(木) 10:41:40
 第5章は「1974年論・電源三法交付金……過疎と過密と原発と」です。原発というものが、どういう経済的な仕組みで作られてきたのかがわかります。電源3法とは、①電源開発促進税法、②電源開発促進対策特別会計法、③発電用施設周辺地域整備法で、①によって電力会社は...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(5) at 2011/06/22(水) 10:35:07
 第4章は「1970年論・大阪万博……未来が輝かしかった頃」です。東京オリンピックに続き、日本が国際舞台に存在感を示した一大イベントでした。掲げられた統一テーマは「人類の進歩と調和」であり、世界から史上最大の参加国を集めました。日本で目立ったのは、政府館...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(4) at 2011/06/18(土) 07:04:11
 第3章は「1965年論・鉄腕アトムとオッペンハイマー……自分と自分でないものが出会う」です。手塚治虫のロボット「アトム」は、初期作品では科学の原罪を問う視点がありましたが、ヒット作「鉄腕アトム」以降は人間を守る正しい力持ちとして描かれ、テーマは「ロボッ...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(3) at 2011/06/17(金) 10:43:45
 第2章は「1957年論・ウラン爺の伝説……科学と反科学の間で揺らぐ『信頼』」です。水爆実験により反米感情が高まるのを恐れたアメリカと日本の「先覚者」たちは、原子力の平和利用を持ち出して「毒をもって毒を制する」方策に転じました。そこにテレビの普及という新...

志村建世のブログ
「私たちはこうして『原発大国』を選んだ」を読む(2) at 2011/06/16(木) 13:42:58
 第1章は「1954年論・水爆映画としてのゴジラ……中曽根康弘と原子力の黎明期」です。アメリカの原爆独占は長続きせず、すぐに、より強力な水爆の開発が行われました。日本はすでに独立を回復し日米安保条約を結んでいました。水爆の実験により第五福竜丸が被災して死...

志村建世のブログ
「曲り角の日本語」を読む at 2011/05/30(月) 14:36:01
 「曲り角の日本語」(水谷静夫・岩波新書)を読みました。著者は1926年生れで、私よりも7年年長に当り、「岩波国語辞典」の編纂に、初版から現行の第7版まで、45年以上かかわってきた国語学者です。戦後の国語改革には批判的な立場で、現在の「学校文法」も評価し...

志村建世のブログ
「日本は世界1位の金属資源大国」を読む at 2011/05/22(日) 13:15:17
 先日の仙台行きの車中で読んだのが「日本は世界1位の金属資源大国」(平沼光・講談社+α新書)でした。震災の直前に出た本ですが、気持がちょっと明るくなる本です。日本は資源の乏しい国だと思われているが、そうではない。製品としてストックされている量を加える...

志村建世のブログ
「本当は怖いだけじゃない・放射線の話」を読む at 2011/04/28(木) 11:36:00
 「放射線の話」(大朏博善・WAC〔ワック〕文庫)を読みました。表記の副題がついています。警察病院で術後6ヶ月の診察を受けたとき、待ち時間に売店で目にとまった本です。著者は科学ジャーナリストで読みやすい本ですが、初版は2002年で、基本的に放射線に肯定...

志村建世のブログ
「隠される原子力・核の真実」を読んで(2) at 2011/04/15(金) 13:23:22
 原子力発電所は、なにか高度に科学的な仕事をしているように思われるかもしれませんが、湯を沸かして蒸気を発生させ、タービンを回して発電する火力発電所の一種です。その燃料が核物質であるということだけが特徴です。核燃料は少量でも発熱が大きく長持ちするので...

志村建世のブログ
「隠される原子力・核の真実」を読んで(3) at 2011/04/15(金) 13:22:41
 天然のウランの中には、核分裂性のウラン235は0.7%しか含まれていません。これを濃縮して取り出す作業は、膨大なエネルギーを必要としました。そして抽出したあとには非核分裂性のウラン238が残ります。これが「劣化ウラン」で不用な鉱滓ですが、6割程度の放射能が...

志村建世のブログ
「隠される原子力・核の真実」を読んで(1) at 2011/04/13(水) 11:48:36
 小出裕章著「隠される原子力・核の真実…原子力の専門家が原発に反対するわけ」(創史社)を読みました。原発反対を使命と感じている著者の各地での講演や寄稿をまとめたもので、もっと早く出されるべき本だったと思います。著者は「あとがき」で「一般に向けて本を書...

志村建世のブログ
「転落・ホームレス100人の証言」を読む at 2011/04/10(日) 11:37:20
 以前にカメラマンとしておつきあいのあった神戸(ごうど)幸夫氏の「転落」(アトラス)を読みました。この人には、前駆となる「ホームレス自らを語る」(共著・アトラス)もあります。カメラマンとしてホームレスと呼ばれる人々と接するようになり、インタビューを...

志村建世のブログ
長妻昭の「招かれざる大臣」を読む at 2011/03/13(日) 14:22:06
 長妻昭が書いた新刊「招かれざる大臣」(朝日新書)を読みました。ほぼ1年で終った厚生労働大臣としての経験を綴ったものですが、非常に多くの問題提起を含んでいます。自分はこれだけやったという個人PRを超えて、政治が行政を動かす仕組みの現状について、根本...

志村建世のブログ
大木茂写真集「機罐車~よみがえる鉄路の記憶」 at 2011/03/10(木) 11:08:15
 写真集だから「……を観る」とすべきところですが「……を読む」とすべきか迷いました。じつに立派な写真集ですが、私には「読んだ」満足感の方が強かった本でした。大木茂さんは新宿西口のマドンナ大木晴子さんのご夫君です。

志村建世のブログ
韓国・朴仁相の「労働運動ひとすじ」を読む at 2011/02/28(月) 14:53:58
 JILAF(国際労働財団)発行の朴仁相(パクインサン)回顧録を読んでみました。韓国の労働運動については、時たま大規模な争議などがあると日本でもニュースになりますが、日本語で書かれた資料...

志村建世のブログ
「つながり・社会的ネットワークの驚くべき力」を読む at 2011/02/22(火) 14:59:06
 原題は"Connected"、ニコラスAクリスタキスとジェイムズHファウラーの共著・鬼沢忍訳・講談社・単行本です。小飼弾氏の先日の記事「瞬縁社会の勃興」で紹介されていたので...

志村建世のブログ
「日本語の古典」を読む at 2011/02/14(月) 15:15:59
 「日本語の古典」(山口仲美・岩波新書)を読みました。日本語についてのこの人の著作は、高度な内容にもかかわらず、読みやすくて、かつ温かい「言葉への愛情」が感じられる特徴があります。以前に「

志村建世のブログ
「普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい。」を読む at 2011/01/30(日) 23:44:04
 天木直人氏のブログで紹介されていた、長いタイトルのこの本を読んでみました。著者は元宜野湾市長で、昨年11月の沖縄県知事選挙で惜敗した伊波洋一氏、かもがわ出版の発行です。定価1000円の教科書のような作りで、知事選挙に合わせての出版だったようです。  普...

志村建世のブログ
天木直人の「さらば日米同盟」を読む at 2011/01/27(木) 11:24:41
 「さらば日米同盟!平和国家日本を目指す最強の自主防衛政策」(天木直人・講談社・単行本)を読みました。天木氏の主張はブログなどを通して知っているつもりでしたが、「最強の自主防衛政策」の具体的内容を確かめておきたいと思いました。  現在の日本が「日米...

志村建世のブログ
「日本語と時間」を読む(3) at 2011/01/21(金) 11:33:25
 日本語の大きな特徴は、子音と母音を分離せず、組み合わせたものを「1音」とする感覚です。これを平坦に並べた「等時拍」が日本語の基礎リズムで、ハワイ語マオリ語など太平洋の諸言語と共通です。これを単調でない表現にするには、音の数で分節する「音数律」が有...

志村建世のブログ
「日本語と時間」を読む(2) at 2011/01/20(木) 11:17:39
 日本語の過去表現が、かつては8種類もあって豊かだったということですが、それが急に全滅する筈がない、どこかに痕跡が残っているのではないかと夜の間に考えました。すると、今も残っている伝統的過去表現のいくつかに思い当りました。  「まず結論ありきの議論...

志村建世のブログ
「日本語と時間」を読む(1) at 2011/01/19(水) 11:20:59
 「日本語と時間・〈時の文法〉をたどる」(藤井貞和・岩波新書)を読みました。学術書に近い高度な内容で、全部を理解するのは難しかったのですが、日本語の成り立ちと現状との関係がわかり、詩歌の音律の問題にまで及んでいて、示唆の多い本でした。  著者の中心...

志村建世のブログ
「妻と最期の十日間」を読む at 2011/01/17(月) 17:30:07
 「妻と最期の十日間」(桃井和馬・集英社新書)を読みました。この本は先の土曜日に、新宿西口で大木晴子さんから一週間の約束でお借りしました。読んでみて心から良かったと思える本でした。  著者はフリーの報道写真家ですが、妻とは学校の後輩として知り合って...

志村建世のブログ
「希望のつくり方」を読む at 2011/01/15(土) 11:22:31
 「希望のつくり方」(玄田有史・岩波新書)を読みました。冒頭に「かつて、希望は前提だった。」と書いてあったのが印象的でした。おもに高校生あたりを読者に想定したそうで、読みやすい本です。現代は、何でもあるが「希望だけがない」社会だとも言われます。それ...

志村建世のブログ
中村メイコ「人生の終いじたく」を読む at 2010/12/17(金) 15:51:05
 2度目の入院の前に書店で見かけて、結局は病院で読んだのですが、看護師さんにはタイトルを見て「まだ早いでしょう」と言われました。あまり病院には向かない本だったかもしれません。しかし内容はメイコさんの自由奔放な言いたい放題で、とても気楽に読める本でし...

志村建世のブログ
「デフレの正体」を読む(4) at 2010/12/14(火) 15:31:54
 日本の生産年齢人口が減少したのは、もちろん少子化が進行したからですが、この問題は少子化対策を急いだところで解決しません。出生率が回復しても生産年齢人口の増加までには15年以上を待たなければならず、今の人口減には影響がないからです。  少ない人口で働...

志村建世のブログ
「デフレの正体」を読む(3) at 2010/12/13(月) 13:23:52
 日本の低迷と対照的に、中国やインドでは、かつての日本の高度成長期のような発展を続けています。GDPで中国が日本を追い越すことは確実になりました。世界第2位の経済大国だった日本の地位が低下します。しかしこれを日本が貧しくなる悲しい現実だと思ったら大...

志村建世のブログ
「文明崩壊」を読む(5)崩壊を救う道 at 2010/11/17(水) 14:16:49
 著者のジャレド・ダイアモンドは、第4部「将来に向けて」の最後の章を「世界はひとつの干拓地」と名づけています。文明社会は、もはや地上の自然物ではなくて、不断の手入れで維持される人工物になっているのです。それを崩壊させない方法は簡単ではありません。著...

志村建世のブログ
「文明崩壊」を読む(4)崩壊への道 at 2010/11/16(火) 22:59:48
 これまでに崩壊した文明はいくつもありますが、それらはなぜ防げなかったのでしょうか。たとえばイースター島で椰子の木を最後の1本まで切ってしまった人間は、そんなことをすれば未来が損なわれることに気がつかないほど愚かだったのでしょうか。この問題について...

志村建世のブログ
「文明崩壊」を読む(3)日本と中国 at 2010/11/15(月) 16:16:24
 日本については第2部「過去の時代」の中で、江戸時代を一つの成功例として紹介している。戦国時代で荒廃しかかった国土を、統一した安定政権の下で持続型社会として200年以上維持したというのだ。その間、輸入も輸出もほとんど停止していたから、世界にも例の少ない...

志村建世のブログ
「文明崩壊」を読む(2)ノルウェー領グリーンランドの絶滅 at 2010/11/13(土) 14:48:36
 上巻の後半で印象的だったのは、北欧バイキングの発展とグリーンランドの運命でした。文明の伝播が遅かった北欧の民は、厳しい自然環境に鍛えられた航海術と勇猛な開拓精神により、ヨーロッパ文明に多大な影響を与えました。主力はイギリス、ドイツ、フランスなどに...

志村建世のブログ
「文明崩壊」を読む(1)イースター島の悲劇 at 2010/11/11(木) 17:33:42
 ジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」を読み始めています。上巻の半分を少し過ぎたところですが、過去の文明崩壊の事例を丹念に研究しながら、文明崩壊が起こる原因、崩壊する過程とその結末を明らかにし、文明が崩壊する条件を考察しています。  著者によれば、...

志村建世のブログ
「こころの回廊」を読む at 2010/10/31(日) 14:39:45
 「こころの回廊・本願と出会う旅」(渡辺郁夫・みずのわ出版)を読みました。入院中の3冊目として回復期に読んだので、癒される気分で素直に読めました。この本は深山あかねさんから差し入れをいただいたもので、

志村建世のブログ
「希望難民ご一行様・ピースボートと『承認の共同体』幻想」を読む at 2010/10/30(土) 17:12:00
 古市憲寿著の光文社新書です。巻末に本田由紀の「解説と反論」がついています。入院のとき、自分で用意して1冊目に読んだ本でした。ピースボートの世界一周クルーズには大いに興味があり、数年前にパンフレットを取り寄せて、晴海に停泊中の船を見に行ったこともあ...

志村建世のブログ
「宇宙は何でできているのか」を読む at 2010/10/26(火) 11:44:57
 手術を受ける前後の時期に読んでいたので印象が深かった。幻冬舎新書・村山斉著で「素粒子物理学で解く宇宙の謎」と副題がついている。この分野での日本の研究が、世界の最先端を行っている事情がよくわかった。湯川博士の予言から小林・益川理論へのつながりなど、...

志村建世のブログ
井上ひさしの「一週間」を読む at 2010/10/25(月) 11:17:35
 井上ひさしの最後の長編小説で、「小説新潮」に2000年から2006年にかけて連載されたものを、著者の死後にまとめて、この夏に発売された。500頁にあまる大冊で、友人が入院中に差し入れてくれたのだが、少し読み残して退院後に完読した。途中でやめられなくなる面白さ...

志村建世のブログ
「あなたが総理になって、いったい日本の何が変るの」を読む at 2010/10/02(土) 10:50:40
 菅伸子の話題の本(幻冬舎新書)を読みました。じつは買ってきてすぐ、私よりも先に妻が読み始めたと思ったら、食いついてその日のうちに全部読んでしまいました。そんなに集中して読書している姿を見たのは初めてでした。そんな主婦感覚で書かれた親しみやすい本で...

志村建世のブログ
「偶然とは何か」を読む at 2010/09/29(水) 14:04:13
 「偶然とは何か・その積極的意味」(竹内啓・岩波新書)を読みました。偶然とは必然の反対で、幸運や不運をもたらすものだと漠然と考えていましたが、人の人生観にもつながる深さがあることを認識しました。  本の前半は確率の意味と応用といった数学的な説明が多...

志村建世のブログ
「漢文と東アジア」を読む at 2010/09/19(日) 18:25:19
 「漢文と東アジア・訓読の文化圏」(金文京・岩波新書)を読みました。読みやすく平易に書かれる新書が多くなっている中で、これは本来の岩波新書らしい、読者に媚びない高度な内容で、読み終るまでにかなりの努力を必要としました。それでもハングルを知らない私は...

志村建世のブログ
「少国民たちの戦争」が日本図書館協会選定図書に at 2010/09/16(木) 15:15:29
 先月に社会批評社から出版した「少国民たちの戦争」が、9月1日付で日本図書館協会選定図書に選ばれたと、出版社から知らせがありました。公共図書館に適する書籍として、定期的に選定し...

志村建世のブログ
「枯れるように死にたい」を読む(3) at 2010/09/14(火) 07:06:15
 医療技術は日進月歩しています。飲食ができなくなった衰弱者に栄養を送り込む方法は、鼻からチューブを入れる経鼻栄養から始まって胃ろうへと進むのが一般的でしたが、内視鏡技術の進歩により、近年は直接に腹から胃の中へ管を通す胃ろう(瘻)の造設が、比較的簡単...

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「枯れるように死にたい」を読む(2) at 2010/09/13(月) 10:45:34
 この本の前半では、著者の夫である佐藤医師が「人の終り方としての死を全うさせる」医療を、実践を通して確立して行く過程が説明されています。定年前の佐藤氏は、腕ききの外科医として人命を救う手術に奮闘していました。医師の仕事が「人を死から遠ざけること」で...

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「ヒトはどうして死ぬのか」を読む at 2010/09/01(水) 12:01:00
 「ヒトはどうして死ぬのか・死の遺伝子の謎」(田沼靖一・幻冬舎新書)を読みました。タイトルが「人」ではなく「ヒト」であることが示しているように、生物としての人の寿命を、遺伝子の作用を中心として考察したものです。しかしそれは「当事者」である私たちの哲...

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「生物多様性とは何か」を読む at 2010/08/28(土) 16:33:30
 「生物多様性とは何か」(井田徹治・岩波新書)を読みました。生命の星である地球は、多種多様な生物のネットワークによって環境を維持しています。何億年もかけて現在の生態系が作られているのに、近年は人間だけが極端に増殖し、その活動によって多くの絶滅危惧種...

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金子みすずの最後と仏さま at 2010/08/19(木) 22:06:26
 市堀玉宗さんのブログ「再生への旅」で先日見かけ、それを引用した「花てぼ」さんのブログでも話題...

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「学徒勤労動員の日々」を読む at 2010/08/18(水) 11:41:03
 私の「少国民たちの戦争」を購入して下さった鈴木光男さんから「学徒勤労動員の日々」(近代文芸社・単行本)の寄贈をいただきました。副題は「相模陸軍造兵廠と地下病院建設」となっていますが、主題は福島県の私立石川中学生だった著者が、学徒動員で神奈川の陸軍...

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「少国民たちの戦争」レビュー at 2010/08/12(木) 10:57:17
 今週から発売になった「少国民たちの戦争」について、アマゾンの紹介記事に「ななさん」が早速にカスタマーレビュ...

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高橋哲哉の「靖国問題」を読む at 2010/08/05(木) 15:21:40
 「かわぐち えいこう」さんからお借りしてきた「靖国問題」(高橋哲哉・ちくま新書)を読みました。えいこうさんの靖国神社に対する考え方の基盤の一つであり、私にとっても同感できるところの多い、すぐれた問題提起でした。  著者は哲学者ですから、明晰な理論...

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少国民たちの戦争--日記でたどる戦中・戦後 at 2010/08/05(木) 15:19:57
 「少国民たちの戦争--日記でたどる戦中・戦後」が発行になりました。版元は社会批評社で、価格は1500円(税別)です。書店での発売は9日からになります。「少国民の……」は、よく「小国民」と混同されて、ワープロ変換でもそのようにしか出ないのですが、「少」...

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金子兜太・佐々木幸綱の「語る 俳句・短歌」を読む at 2010/07/20(火) 16:11:32
 自分では買いそうもない本が、ブログの縁で「花てぼ」さんから「みどり」さんを経由して私のところに回ってきました。現代の俳句・短歌の巨頭と言われる二人の対話録で、「最高の俳句短歌入門!」と帯文で広告しています。  自分で「ブログ連歌」を主宰しているの...

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小飼弾の「新書がベスト」を読む at 2010/07/06(火) 11:35:24
 読みやすい「新書による読書術入門書」でした。レーベルが「ベスト新書」ですから、著者は有言実行していることになります。  この本を読んで少し安心したのは、知識の吸収をもっぱら新書に頼っている「新書文化人」でも、劣等感を意識しなくてもいいらしいことで...

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「少年期の戦中と戦後」を出版します at 2010/07/01(木) 17:03:31
 このブログで以前に発表した「少年期の戦中と戦後」(仮題)を、小西誠さんの社会批評社から出版することにしました。空襲の全体像がわかる資料編と、写真、図版、日記帳の複写などを加えて書籍化し、今年の8月前半に間に合うように刊行します。日記をベースにして...

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「銃・病原菌・鉄」を読む(3) at 2010/06/23(水) 10:18:29
 ある程度のまとまりを持った文明が、他の文明と出会うことで変化する現象を、「歴史の研究」のトインビーは「他文明の挑戦を受ける」という言い方で重視していましたが、こちらの著者もこれを文明の相互作用として重要な要素と考えています。ここでも東西に長いユー...

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「銃・病原菌・鉄」を読む(2) at 2010/06/22(火) 09:43:29
 スペインの征服者たちとインカ帝国の間に隔絶した力の差が出来てしまったのは、なぜでしょうか。人類がアフリカから出発して南米アンデスまで辿り着く道のりは、地球上でもっとも遠いものです。中東を経てユーラシア大陸を東進し、極東から海面の低下で地続きとなっ...

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「銃・病原菌・鉄」を読む(1) at 2010/06/21(月) 09:52:06
 ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄…1万3000年にわたる人類史の謎」(倉骨彰訳・草思社・上下巻)を読み終りました。大河小説を読んだような気分ですが、著者は生粋の科学者であり、学術論文を書くような手順で論考を進めています。トインビーの「歴史の研...

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小西誠の「日米安保・再編と沖縄」を読む at 2010/06/16(水) 11:32:55
 反戦自衛官として知られる著者の近作「日米安保・再編と沖縄」(社会批評社)を読みました。豊富な専門知識と資料に裏付けられた、この問題の集大成でありながら、日本の行くべき道を明示している力強さがあります。twitter 用語なら「激しく同意」できる本です。 ...

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「分かち合いの経済学」を読む at 2010/06/10(木) 10:12:14
 「分かち合いの経済学」(神野直彦・岩波新書)を読みました。著者が何のためにこの本を書いたのかは、「はじめに」の中で濃縮して述べられています。それは「オムソーリ」というスウェーデン語の解説から始まります。この単語は「社会サービス」を意味しますが、原...

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「拒否できない日本」を読む(3) at 2010/06/04(金) 10:52:03
 緊急の話題の連続で遅れましたが、この本の最も重要な部分の紹介をしてまとめます。  アメリカの日本に対する「要望」が、いかに日本を変えてきたかは、すでに紹介した建築基準のほかに、金融・保険業界、食品・流通業界をはじめ、税制、雇用法制、弁護士・司法制...

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「拒否できない日本」を読む(2) at 2010/05/28(金) 21:02:07
 1998年に日本の建築基準法は全面的に改正されました。50年も続いていた建築の建て方の規制「仕様規定」から、建築材料の性能を中心とする「性能規定」へと、ルールが大きく変ったのです。当時建築学の世界にいた著者は、その3年前の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ...

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「拒否できない日本」を読む(1) at 2010/05/27(木) 11:22:48
 普天間問題の成り行きを見るにつけ、拭えない疑問は「なぜ日本はこれほどまでにアメリカに対して弱いのか」ということでした。この本は2004年に出ていますから、今さらという気もしたし、腰巻に「石原慎太郎氏激賞」と書いてあるのも気に入らなかったのですが、中身...

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ブログ連歌(127) at 2010/05/27(木) 11:18:15
2519 普天間の 出戻り話 伝書鳩 (建世) 2520  クッククックと 未練気に啼く (うたのすけ) 2521 自分の言葉は 公約でないと のうのうと (公彦) 2522  謝れば済む 話ではなし (建世) 2523 喋舌らねば 四海静かに 過ぎてゆく (うたのすけ) ...

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「トヨタの闇」を読む(2) at 2010/05/24(月) 11:20:54
 この本によって明らかにされているのは、トヨタという会社の意外なほどの閉鎖性です。進取の開明的な精神を大事にする会社と思っていたのが、その反対でした。本の中に「三河の田舎企業の感覚」という言葉が出てきます。世界制覇をなしとげた力の源泉は、良くも悪く...

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「トヨタの闇」を読む(1) at 2010/05/21(金) 16:45:21
 能登への旅で、一冊だけカバンに入れたのがこの本でした。帰り道から読み始めて、帰宅してからも非常に興味深く読めました。2007年にビジネス社から発行されたものに第6章を書き加え、この5月に「ちくま文庫」の新刊として出た本(渡邉正裕・林克明著)です。私は...

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「貧困大国アメリカ?」を読む(2) at 2010/05/15(土) 00:09:49
 刑務所の民営化とはどういうことなのか、アメリカで導入されて成功しているという話を聞いてはいましたが、その実体は驚くべきもののようです。オバマ以後のアメリカの街頭では、ホームレスの姿は減ったように見えるそうですが、その人たちは塀の中に入ったのです。...

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「貧困大国アメリカ?」を読む(1) at 2010/05/14(金) 10:59:22
 ルポ「貧困大国アメリカ?」(堤未果・岩波新書)を読みました。ほぼ2年前に同じ著者による「貧困大国アメリカ」が出て、私も記事にしています。日本でもワーキングプアという言葉が語...

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「世界は分けてもわからない」を読む(2) at 2010/05/10(月) 15:12:15
 人智はいつかガンの仕組みを完全に解明して、ガンの絶滅を宣言する日を迎えるのでしょうか。そんな俗っぽい期待を持つのは間違いだと、この本を読んで納得しました。正常な細胞をガン化させる原因の究明は進んできました。原因となる酵素の特定さえも可能になりつつ...

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「世界は分けてもわからない」を読む(1) at 2010/05/09(日) 16:51:29
 福岡伸一の「世界は分けてもわからない」(講談社現代新書)を読みました。タイトルはやや漠然としていて、著者が2007年に「生物と無生物のあいだ」を書いた生化学者であることを知って...

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ブログ連歌(122) at 2010/04/11(日) 14:07:29
2419 腹案は 影も見えずの 空きっ腹 (うたのすけ) 2420  沖縄の心 ヤマトは殺すな (建世) 2421 奥の手は まさか強権 それはなし (うたのすけ) 2422  人身御供を 二度は許さず (建世)  2423 沈む船 逃げ出す鼠 あと絶たず (うたのすけ) ...

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半藤一利「15歳の東京大空襲」を読む at 2010/04/04(日) 14:45:15
 戦争に明け暮れた日本の近代史について多くの著作を残している半藤一利氏の新著「15歳の東京大空襲」(ちくまプリマー新書)を読んでみました。プリマー新書というのは若い世代向けのシリーズのようで、中・高校生を意識して書いたと思われる、非常に読みやすい本で...

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「ノモンハン戦争」を読む(3) at 2010/04/01(木) 11:10:09
 ノモンハン戦争そのものは、モンゴル側が主張する領内に展開した日本軍が、ソ連軍によって殲滅・撃退された状態で停戦となりました。ソ連はヒトラーとの密約でポーランドへの侵攻を急いでおり、日本の軍部中央にとっても、満州の奥地で戦力を消耗するのは好ましくな...

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「ノモンハン戦争」を読む(2) at 2010/03/31(水) 11:25:14
 日露戦争の後、ロシアでは共産革命が成功してソ連が誕生していました。モンゴルはソ連からの強い圧力のもとに「強いられた革命」で人民共和国となり、民衆が信仰していた仏教も弾圧されました。形は独立国でも国際的な認知は得られず、実質はソ連に支配される傀儡国...

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「一冊でつかめる!中国近現代史」を読む(4) at 2010/03/23(火) 11:20:41
 文化大革命は、結局、江青ら「四人組」の策動による悪行とされて処断されました。しかし毛沢東本人が正面から批判されることはありませんでした。毛沢東は中国を人民の統一国家として創成した国父であり、その権威は長期間の個人崇拝によって神格に近いまでに高めら...

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「一冊でつかめる!中国近現代史」を読む(3) at 2010/03/22(月) 13:34:57
 国民党の蒋介石と中国共産党の毛沢東は、いずれもすぐれた指導者でしたが、独裁者的な個性の持ち主という共通点があったようです。当初は圧倒的な軍事力を擁していた蒋介石でしたが、毛沢東は農民に土地を与える革命思想によって人心をつかみ、遊撃戦を展開して国民...

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「一冊でつかめる!中国近現代史」を読む(2) at 2010/03/20(土) 10:50:24
 清国に勝った日本は、10年後には中国の東北部でロシアと直接に衝突することになり、イギリスの応援を得て日露戦争に突入します。辛勝ながらロシアを撃退することに成功し、朝鮮と中国東北部(満州)への支配力を強めました。  その間にも清国の没落は進み、西太后...

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「一冊でつかめる!中国近現代史」を読む(1) at 2010/03/19(金) 11:29:54
 新宿「一人でもデモ」先輩の村雲司さんからお借りした「一冊でつかめる!中国近現代史」(講談社+α新書)を読みました。在日20年になる中国人の荘魯迅氏が日本語で書き下ろしたものです。違和感もなく非常に読みやすく、中国の近代以降、波乱万丈の歴史が生き生きと...

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「グリーン資本主義」を読む(2) at 2010/03/05(金) 10:46:32
 これから大切なのは環境対応型産業へのシフトですが、日本はその面でも先進国の位置にあります。だから経済界も、温暖化ガス削減基準を厳しくすることに抵抗するのではなく、逆にチャンスととらえるべきだというのが著者の立場です。  これからのエネルギーの中心...

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「グリーン資本主義」を読む(1) at 2010/03/03(水) 13:52:13
 「グリーン資本主義」(佐和隆光・岩波新書)を読みました。グローバル「危機」克服の条件という副題がついています。環境対策で資本主義が制約を受けるのは、短期的には危機に見えるかもしれないが、人類史的に見れば、永続型社会へと進化するチャンスであるという...

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「特攻とは何だったのか」を読む(3) at 2010/02/24(水) 10:46:48
 当時小学生だった私の印象を先に述べれば、特攻は決して奇想天外の戦法ではありませんでした。それまでにもアッツ島守備隊の玉砕とか、ガダルカナル島の斬り込み隊とか、日本軍は危急のときには決死の戦いをするものだと知らされていました。日本軍に降伏がない以上...

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「特攻とは何だったのか」を読む(2) at 2010/02/23(火) 11:54:44
 レイテ決戦が失敗に終り、沖縄へのアメリカ軍の上陸を許す頃には、日本が戦争を継続できる条件は失われました。南方の資源との連絡を断たれたら戦えないことは、開戦当時から明瞭でした。それでも終戦に努力することなく「一撃を加えて打開」を建前にして軍は特攻を...

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「特攻とは何だったのか」を読む(1) at 2010/02/21(日) 17:23:15
 みどりさんが三枝成彰氏の文化講演会で購入した「特攻とは何だったのか」(三枝成彰・堀紘一/PHP出版・単行本)を貸していただいて、読んでみました。三枝氏は特攻隊をテーマとしたオペラを作曲する構想を持っていて、構成台本を担当する堀紘一氏と大量の資料を...

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